コンテンツマーケティングはスマートフォンで読まれる

コンテンツマーケティングを展開するうえで、忘れてはならないのが「スマホ」の存在です。
非常に高い普及率を誇るスマホは、とくに若年層では「コンテンツを読むツール」として利用されています。

そのため、コンテンツマーケティングを成功させるためには「スマホ」を意識せずにいられません。
ここでは「コンテンツを読むのはスマホ」という観点から「スマホで読まれやすいコンテンツ制作のコツ3点」をご紹介しましょう。

「スマホ読み」でピックアップされやすいコンテンツには、さまざまな工夫が凝らされているんです。

コンテンツを読むときは、まずスマホ!

2018年(平成30年)に総務省がおこなった「通信利用動向調査」によれば、スマホの所有率は20代で約93.8%にのぼるそうです。
30代では約92.2%という数字ですから、スマホ普及率の高さがよくわかります。

もちろん20代・30代も自宅にパソコンを所有していますが、実際に情報検索のために利用するツールといえば、まず「第一にスマホ」なのです。
とくにニュースサイトやSNS、動画サイトなどは日常的にスマホを使って閲覧されます。

こうなると、コンテンツマーケティングでも「スマホで読まれやすい」コンテンツ制作やサイト構成を考える必要があるでしょう。
成功するコンテンツマーケティングでは「スマホ対策」をきちんとほどこすことによって、効率よくPVを稼ぐことができます。

それでは、具体的にスマホ対策として注意しておくべきポイントは何か。
3点の重要ポイントをピックアップしましたので参考にしてみましょう。

スマホで読みやすいコンテンツのポイント3点!

1.ストレスのないユーザビリティ

スマホユーザーを対象にコンテンツマーケティングを展開するときに、もっとも注意すべきことは「サイト内移動はスムーズか」という点です。
ユーザビリティ対策を十分におこなってから、コンテンツ発信を始めましょう。

スマホでの「ユーザビリティ対策」とは、「ストレスなくコンテンツが読めるか」ということです。
スマホ自体が直感的な動作でストレスなく操作ができる点に特化してあるツール。

スマホのスムーズな動作に慣れているユーザーにとっては、スクロールの反応が遅い・タップしづらい・コンテンツ内の移動にひっかかりがあるなどは、非常にイライラするものです。
そしてわずかでもひっかかりのある場所がサイト内にあれば、それだけでユーザーは読むのをやめてしまいます。

これでは、どれほど良質なコンテンツを制作してもPVは上がりませんし、バズることも難しいでしょう。
スマホユーザー対策をするなら、なにはともあれ徹底的に「使い勝手の良さ」に特化すべきです。

スムーズなサイト閲覧体験、UX(ユーザーエクスペリエンス)については改めて記事にて説明いたします。

2.読みやすい画面表示で作る

スマホはコンパクトな機器。持ち歩くには良いのですが、画面上に表示ができる情報量には制限があります。
そのためコンテンツ制作では常に、スマホでの「見え方」に注意しましょう。

とくに次の3点はコンテンツを作るうえで、とても重要なポイントです。

1.テキストは短く
2.文字サイズは14~16pxと大きく
3.段落設置で入りやすく

とくにテキストを短くすることと、文字サイズは少し大きめに設定することは、コンテンツの読みやすさに直結します。
また段落を設置し、視覚的に情報のボリュームを把握しやすくすることで、ユーザーの「読み進める力」を引き出すことができます。

3.スマホでは、ファーストビューに徹底的にこだわる

スマホで読まれるコンテンツを目指すためには徹底的に「ファーストビューのインパクト」にこだわりましょう。
キャッチーなタイトルや目を引く画像・動画を配置し、ユーザーにコンテンツを読みたい気持ちにさせることです。

スマホとパソコンの大きな違いは「ファーストビューで読める情報量」。
スマホの場合はごくわずかな情報しか見られませんから、ファーストビューで「コンテンツを読むか・読まないか」がきまってしまいます。

最初の部分で「つかみ」ができなければ、ユーザーは続けてコンテンツをスクロールしてくれません。
ですからスマホはファーストビューが命。

内容も、最初の数行でがっちりとユーザーの気持ちをつかむようにしましょう。

まとめ

世界中で普及しているスマホ。20代・30代向けの製品やサービスを扱うコンテンツマーケティングでは、スマホユーザーへの配慮が欠かせません。
とくに以下の3点は必須項目です。

1.コンテンツ閲覧時にストレスなく動作
2.テキストは簡潔に短く、文字サイズは大きめに
3.インパクトの強いファーストビュー

ひとつずつは簡単なことですが、複合することで強い集客力を発揮します。
今やパソコンを凌駕するスマホユーザーに向かって、効果的なコンテンツ発信を心がけましょう。