WEB上のマーケティング手法としての有効性が高い、といわれているコンテンツマーケティング。
コンテンツマーケティングには、王道ともいうべき「成功導線」があります。
そこでここでは、「成功するコンテンツマーケティングの導線」「SNSでの拡散→顧客化」「企業ロイヤリティからコンバージョンへ」の3点から、王道の「流れ」をご紹介します。
このルートを踏んでいけば顧客化が狙えるという基本の導線ですから、参考にしてください。
成功するコンテンツマーケティングの「王道」導線
コンテンツマーケティングの成功事例には、共通の「王道導線」があります。
それが
「コンテンツ作成→SNSを活用して拡散→ひろく潜在顧客へアプローチ→検討してコンバージョン」
です。
手順が多すぎて、コンバージョンへつながるまでに手間がかかると思うかもしれませんが、現在のネットユーザーの多くは衝動買いで物を購入しません。
何度も何度も企業サイトにアクセスし、口コミをチェックしてじっくりと検討した後、ようやくコンバージョンに結びつきます。
特に金額の高い商品やサービス程、衝動買いの確率は低くなります。
ですからコンテンツマーケティングで重要なのは、まずサイト内に良質なコンテンツを多数蓄積し、ユーザーの興味を惹きつけておいてから、信頼度を高めることです。
さらにそこからユーザーが記事を読んでからどういったアクションをとったか、サイトのどのページに飛んだのかなどを分析し、最終的にコンバージョンへつながりやすいルートをサイト内に構築しておく必要があります。
ここまで準備をしておけば、次のSNSでの拡散が非常に効果的になるのです。
SNSで拡散→潜在顧客にアプローチ
コンテンツマーケティングでは、事前に予測した「購買につながりやすい層(潜在顧客)」に対してアピールしやすい記事を作成・発信していきます。
ある程度ターゲットを絞ってはありますが、良質のコンテンツは想定したターゲット以外の層にも広くアプローチできるのが利点です。
そこで記事更新をしたら、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどのSNSを利用して大々的に新記事を周知するのがおすすめ。
ひろく多くの人に記事が広まることで、より多くの読者に記事を読んでもらうことができるのです。
また良質なコンテンツほど、SNSで拡散していきます。
いい記事だと思ったユーザーは、誰かに知らせたい・シェアしたいという衝動から次々と記事を広めてくれ、幅広い年代・年齢層・性別の人に記事が届くことになります。
想定した以上の読者を得ることができるので、記事更新はSNSと連動することが重要です。
企業ロイヤリティからコンバージョンへ
このように「潜在的顧客」であった人々がサイトを訪れてコンテンツを読むたびに、運営している企業に対する信頼感が増してゆきます。
そのうちに、この企業の商品を買ってみようと思う、これが「潜在顧客の顧客化」です。
こうやっていったん顧客となると、企業とのあいだの信頼関係・顧客の企業に対するロイヤリティ(忠誠度)は強固なものになります。ここでは
「読者が納得できる記事を継続的に発信する→信頼できる会社→商品に対する信頼度が高まる」
という図式が成立しています。
こうやって顧客を得るためには、1~2年ほどかけて根気よく良質のコンテンツを積み上げ、継続的に記事を発信し続ける必要があります。
継続することが非常に重要で、どれほど質の良い記事であっても発信頻度が低かったり記事数が少なかったりすれば、読者は企業に対する信頼を感じてくれません。
「コンテンツの更新頻度=企業の体力」だからです。
信頼できる企業としてのイメージを堅持するためには腰を据えて記事制作にかかる必要がありますし、いったん記事発信を始めたら、更新を中断したりサイトを放置したりしてはいけません。
長期間にわたって記事更新がされないと「自社サイトをメンテナンスすることができない企業」だと判断され、読者の企業に対する信頼度は下がってしまうからです。
定期的かつ高頻度でいい記事を発信し続けて、信頼度とコンバージョン率アップにつなげる。
これこそが、コンテンツマーケティングの成功導線です。
まとめ
コンテンツマーケティングは、いったん成功し始めると多大なPVとコンバージョンを得られる手法だと言われます。
成功にいたるまでの導線は
1.王道の成功導線(コンテンツ作成→SNSで拡散→顧客化→コンバージョン)をたどる
2.SNS拡散で多数の潜在顧客にコンテンツを読んでもらう
3.企業ロイヤリティを育てて、コンバージョンへつなげる
とくに有益性の高いコンテンツ作成とSNSでの拡散は、潜在顧客へアプローチするための近道です。
継続的な記事更新は、かならずSNSと連動させるようにしましょう。