情報を惜しみなく発信するから集客できる

最近大注目を浴びているコンテンツマーケティングは、読者にとって有用性の高いコンテンツを「無料で配信」するWebマーケティングの手法です。
役に立つコンテンツを無料配信する?と思うかもしれませんが、コンテンツマーケティングでは「無料」に意味があります。

ここでは「無料コンテンツと企業信頼度」「コンテンツのSNS上拡散」「集客力の高い無料コンテンツのポイント」の3点から、情報を無料で発信するメリットを考えましょう。
コンテンツが無料であることはユーザーにとって大きな利点であると同時に、配信する企業にとっても度読者からの好意的な反応が返ってくるために、メリットがとても大きいのです。

高品質な無料コンテンツ配信で企業信頼度を上げる

なぜコンテンツマーケティングでは、高品質なコンテンツを「無料配信」をするのでしょうか。
主な理由は以下の2点です。

1.配信するコンテンツを通して企業のイメージアップにつなげたいから
2.検索率の高いキーワードを使い、コンテンツ配信で自社サイトへ集客、売り上げにつなげたいから

コンテンツマーケティングの最終目的は、ネット上の潜在的顧客の「購買アクションを促進すること」です。
質の高いコンテンツを配信し続けることで、企業への信頼度を高めて顧客を育成、売り上げを上げることが狙いです。

マーケティングを展開する企業の業種によっては、自社商品に関する詳細かつ精密なデータを無料公開しているところも、B to Bマーケティングとして高い成果を上げているものもあります。
つまり、コンテンツは運営企業にとっては宣伝・広告のようなものですから、幅広い人に読んでもらわねば意味がありません。

しかしコンテンツを有料にしていては、受け取ってくれる人が減少する可能性があります。
ですからどれほど質のいいコンテンツであっても「無料配信」が基本なのです。

有益なコンテンツはSNS上で拡散される

有用性の高いコンテンツを無料配信する理由には「SNS上で拡散してほしい」こともあります。
SNS上で拡散されやすいコンテンツには特徴があり、大きなものは次の2点です。

1.問題解決に役立つ良質のコンテンツであること
2.読者が自由に拡散できる無料コンテンツであること

読者の問題解決につながるような有益なコンテンツは、ツイッターやフェイスブックなどのSNS上で拡散されやすいコンテンツです。
役に立つコンテンツは好意的に読者に受け入れられ、拡散され、好感度が他の層にまで伝わっていく。

ネット上の伝播スピードは非常に速いですから、あっという間に多くの人の眼にコンテンツがふれ、それをきっかけにサイトへの流入数も上がるという好循環を生みます。
しかし有料コンテンツでは、どれほど質のいい記事であってもSNS上で拡散されません。お金を出して買ったコンテンツを無料で拡散する人はいないからです。

つまり、SNS上で拡散されたいのなら「良質のコンテンツ」を「無料で配信」することが絶対条件なのです。

集客力の高いコンテンツ=高品質・有益・共感性が高い

では、SNS上で拡散されやすいコンテンツ・集客力の高いコンテンツとは、具体的にどういうものでしょうか。
これはサイトの運営企業の業種にかかわらず、以下の3点に集約されます。

1.読者の問題解決につながる情報が正確で、コンテンツの鮮度がいい
2. 企業目線ではなく、読者の目線でコンテンツが作られている
3. 読者の立場にたって、悩みに寄り添うような文章である

大切なことは、「新しい情報・正しい情報を、読者目線で語る」ことです。
企業コンテンツではどうしても自社商品・サービスの紹介がメインになってきますが、そのなかでも読者の抱える問題解決につながる情報を惜しみなく提供するコンテンツはPVも多く、コンバージョン率も高くなります。

また情報の「鮮度」も大切。日々、新しい情報があふれているネット上のコンテンツだからこそ、定期的な配信でつぎつぎと情報を更新していく努力も必要です。
「有料」で役に立つコンテンツを買えるのは、あたりまえ。あえて「無料」で高品質のコンテンツを配信することで、運営企業のイメージアップと顧客育成につながります。

まとめ

コンテンツマーケティングでは、読者に好意を持って受け入れてもらうことが成功の秘訣です。
以下の3点に注意して、無料コンテンツを配信していきましょう。

1.有用性の高いコンテンツの無料配信で、企業イメージをアップ
2.共感性の高いコンテンツはSNS上で拡散されやすい
3.良質なコンテンツは無料配信してこそ評価が上がる

役に立つコンテンツを無料で配信するのは、これまでのマーケティングとは路線が異なります。
しかしコンテンツマーケティングではいい情報を無料配信するからこそ効果が期待できます。

広告宣伝費だと割り切って配信を続けましょう。