コンテンツマーケティングで確実に読者を増やす方法

ネット上で良質のコンテンツを配信するコンテンツマーケティング。
営業成果を上げるためには、まずコンテンツを読んでくれる「読者」を増やす必要があります。

ここでは「集客できるコピーライティング」という観点から、具体的にイメージコピーとセールスコピーの作り方を見ていきます。
コピーライティングは読者増に直結するテクニック。基本だからこそ、きっちりおさえておきましょう。

集客できるコピーライティング

コンテンツマーケティングでは、まずコンテンツを読んでもらわなくてはいけません。
そのためには、ネット上の読者を引き寄せる力のある「集客力のあるコピー」が必要です。

コピーの種類はおもに2種類。企業及び商品に対するイメージを膨らませるための「イメージコピー」と、商品を売り込むための「セールスコピー」です。
まずはイメージコピーで読者の中に好感度の高い企業・商品イメージを作り、読者の「感情を動かす」ことを狙います。

その後、セールスコピーを通じて商品のメリットや魅力を売り込み、読者が資料請求をしたり購買ページへ移動したりするよう、読者の「行動をうながす」段階へ進みます。
つまり、イメージコピーとセールスコピーはお互いを補い合う「補完および相関関係」にあり、どちらが欠けてもネット読者をコンテンツに引き寄せることができません。

それでは、順番にそれぞれのコピーの作り方を見ていきましょう。

商品・サービスの内容を簡潔に伝える「イメージコピー」

イメージコピー、キャッチコピーは売り込みたい商品やサービスを読者がイメージできるよう「簡潔につたえる」ための文章です。
読者を一気に強くとらえて、「商品やサービスに対する好奇心を持たせる」のが狙いなので、簡潔さとインパクトが求められます。

たとえば「痩せるためのエクササイズ」では読者に刺さりませんが、「1日たった5分でダイエット効果⁉楽々エクササイズ!」とあれば、読者の目を引くことができます。
イメージコピーでは文章内に数値を取り入れて具体性を持たせ、さらに読者のベネフィットを強調すると効果が上がりやすいのです。

インパクトのあるイメージコピーで読者の注意を寄せて、コンテンツを読み進むよう引き込むのです。

商品・サービスを売り込む「セールスコピー」

セールスコピーは、読者の心に入るための文章です。
ここでは問題を抱える読者の立場に寄りそうことから始めて共感を誘い、「購買アクションへつなげる」ことが目的になります。

読者の問題解決に自社商品・サービスが有効であることを、読者目線から考えてわかりやすい文章で伝えましょう。
セールスコピーの代表例は次の2つです。

1.内容を小出しにして読者の興味をそそる「ティーザーコピー」
2.読者の購買アクションを後押しする「クロージングコピー」

読者をじらして最後までコンテンツを読ませ、最後に商品・サービスのページへ送り込むことで、読者増とコンバージョン率アップを狙う方法です。

1.チラ見せ効果で読者をひきつける「ティーザーコピー」

「ティーザー(Teaser)」とは「じらす」という意味の英語です。
商品・サービスの詳細な情報をあえて書かずに、チラ見せ効果で読者を引きつけて最後までコンテンツを読ませる手法のこと。

内容を隠すことで商品・サービスの説明を読ませるという、やや逆説的なテクニックです。
ティーザーコピーは上手に使いこなせれば、新しい読者を長期間にわたって引き付けることが出来るので、読者増につながります。

2.購入アクションにつなげる最後の一押し「クロージングコピー」

「クロージング(closing)」とは「買い手が商品購入の意思表示をする」という意味の英語です。
クロージングコピーでは読者に購入アクションをうながす、最後の一押しをします。

商品・サービスの魅力はクロージングコピーに来る前に充分伝えているはずですので、コンテンツの最後でさりげなくメリットを紹介して読者をきちんと購入ページへ送り込みましょう。
コンテンツマーケティングでは、「読者増→コンテンツを最後まで読ませて購入アクション」という流れへ、読者を誘導することが大事です。

まとめ

集客力のあるコンテンツでは、イメージコピーとセールスコピーが上手にかみ合っています。
効果的なコピーを作るためには、次の2点に注意すべきです。

1.商品・サービスを具体的にイメージできる「イメージコピー」で新しい読者を引き寄せる
2.商品内容をあえて隠す「ティーザーコピー」、購買アクションをうながす「クロージングコピー」を組み合わせて、読者増とコンバージョン率アップを狙う

集客力のあるコピーライティングには、読者の心と行動を変化させる力があります。
効果的なコピーでコンテンツの読者を増やしていきましょう。