納品物は最強の広告だ

売り上げや顧客数を増やしたいときには、広告を打つ。
これが王道の販促方法ですが、それ以外にも「納品物や仕事のクオリティで勝負する」という方法もあります。

ここでは「顧客を引き付ける納品物のクオリティ」「品質のチェック項目」から、広告なしでも売り上げやリピーターを作る方法を考えてみましょう。
良い物をスピーディに提供できれば、多額の広告費をかけなくても顧客がついてくるものなのです。

顧客を引き付ける納品物のクオリティ

どんな商品でもサービスでも、最後に物を言うのは「品質」です。
同じ価格でも質のいい商品が良く売れるのは当然ですし、初めての顧客相手でも丁寧な仕事と納品物の品質の高さがあれば、それが次の仕事につながります。

一度良質の品物を納品すれば、顧客がリピーターとなってくれて、次第にじわじわと売上げもあがっていくのです。
良質な納品物を積み上げて得た顧客は、定期的・長期的に仕事を発注してくれる傾向があります。

そのため売り上げも安定し、さらに高品質の商品・サービスを提供できることになって仕事が順調に回り始めます。
最終的にはお金を払って広告を出さなくても引き合いが来るようになり、収益率も上がることになるのです。

品質をチェックすべき項目は4つ!

ここで自社の製品およびサービスのクオリティが気になったら、以下の4つの項目をチェックしてみましょう。

●1.品質管理はできているか
●2.納品日は厳守しているか
●3.納品スピード、提案スピードは十分か
●4.客先への提案をしているか

上記4点がクリアされていれば顧客の満足度はかなり高くなります。
まずはひとつずつ見ていきましょう。

品質管理は十分できているか?

品質管理は営業の基本です。
とくにWebマーケティングでは、客先の視点に立った品質管理ができているかどうかが顧客満足度を左右します。

品質チェックの際には客先目線に立って「自分が顧客だったら、これくらいの品質は絶対に欲しい」ということをイメージしましょう。
またチェック時に、顧客が求めるレベル、クオリティよりほんの少し高品質になっているかどうかを確認する事も、顧客の満足度を高めるコツです。

納期厳守はできているか

どの仕事でも「納期」は最優先です。製造業では「納期は命より重い」という言葉があるほどですし、まして信用が第一のWebマーケティングでは、納期は絶対です。
この場合も顧客の立場に立って考えてみましょう。

コンテンツマーケティングの場合、最初のサイトデザインの段階で納期どおりに仕上がってこなければ作業はそこで止まってしまいます。
その結果すべての作業に遅れが生じてサイトオープンが遅れ、最終的には客先に対するユーザーの信頼感が揺らぐこともあるのです。

相手を信頼できるかどうかが、顧客に発注を決めさせる最大のポイントです。納期厳守は徹底しましょう。

納品及び対応のスピード感は十分か

納期を厳守しても、そのあとに修正や仕様変更の依頼が来ることもあります。
修正や変更対応がスピーディであることも、品質に大きくかかわってきます。

Webマーケティングの世界では仕様変更は珍しくありません。
また、作業を進める途中で「ここは○○に直してほしい」と言われることもあり、急な変更にも柔軟に対応できるかどうかも最終的な納品物クオリティに影響します。

ある程度の時間をかければ一定以上の品質は確保できるものですが、急な変更や修正にすぐさま対応できてこそ顧客の満足度が上がるのです。

客先への提案の質は十分か

納品物は客先からの依頼で制作が始まります。
そして製作途中で客先からさまざまな提案を求められることもあります。

この場合「提案までは仕事に含まれていないから」と、制作のみに限定してしまうのは損なことです。
細かな提案やオーダーに含まれないようなアドバイスなどを付加することで、納品物の総合的な質が高まります。

その結果、受注できる品物のジャンルや幅が広がることになり、新規客の開拓や従来の顧客から別ジャンルの仕事を発注されることもあります。
高品質の納品物が、営業につながるという一例です。

まとめ

Webマーケティングでは広告なしでは顧客開拓はできないというイメージがありますが、ハイクオリティの納品物は良質の顧客を引き寄せます。
商品の品質を考える上では、以下の3点に注意しましょう。

●1.顧客が求めている内容の物を、顧客が期待する以上のクオリティで提供する
●2.納期は絶対厳守、仕様変更および修正にはスピーディに対応する
●3.客先への提案で納品物に付加価値を付ける

質の良い納品物を作り続けていれば顧客の満足度が高まり、リピート利用されることになります。
多額の広告費を使わなくても安定した受注が見込めますから、まずは納品物の品質管理から始めましょう。

コロナでテイクアウト・通販・出前に大きな商機

新型コロナウイルスの感染拡大で、外食産業には大きな変革が訪れています。
従来のように実店舗にお客さんがやって来るスタイルでは立ちゆかず、テイクアウトや出前、通販が一躍脚光を浴びているのです。

ここではコロナ禍におけるマーケティング手法として「Webマーケティングを利用したテイクアウト、デリバリーサービス」「リピーターを作るマーケティング戦略」「デジタルマーケティングの新展開」の3点からご説明しましょう。

ウイルス予防のために新しい生活スタイルが模索されている今こそ、新しいWebマーケティング手法で商機をつかみませんか。

Webマーケティングを利用したテイクアウト、デリバリーサービス

2020年4月7日、日本では新型コロナウイルス感染対策として東京など7都府県に「緊急事態宣言」が出されました。
その後は飲食店の営業自粛が全国に広がり、お店を開けられない飲食店はテイクアウトや出前(デリバリーサービス)にシフト。

また在庫を一般家庭向けに通販する飲食店も増えて、売り上げを上げています。
とくに出前については、ウーバーイーツなどのフードデリバリーサービスの利用により、これまでデリバリー対応をしていなかった飲食店でも参入しはじめ、一気に利用されるようになりました。

ちなみにウーバーイーツはコロナ自粛の始まる前の2019年10月から12月期決算で、すでに売上高が7億3400万ドル(約778億円)。
前年の同期比68%増と調子が上向いていました。そして世界的に需要が伸びているなか、今後もさらに躍進していくと言われています。

このような状況下で、Webマーケティングの分野でも企業・飲食店のホームページやインスタグラム、ツイッターを利用した積極的な営業が展開されつつあるのです。

リピーターを作るWebマーケティング

コロナ禍の社会におけるWebマーケティングの目的は、現在のテイクアウトや出前、通販での売り上げをアップさせる事だけではありません。
将来的にコロナウイルスのワクチンや治療法が確立されたあとのことを視野に入れ、「自粛の完全解除後の売り上げ」を考えておこなう営業です。

確かに、多くの飲食店が営業を自粛および短縮営業をしている現状では、テイクアウトや出前、通販の売り上げが大きな柱です。
しかしテイクアウトや出前がどれほど上昇していると言っても、自粛解除後にお店にやって来るお客さんからの売り上げには遠くおよびません。

実は、コロナ禍でテイクアウトや出前、通販を利用してもらった今こそが、お客さんとの間に信頼関係を作り上げる絶好のチャンスです。
ネットからの注文を機会に、登録をしてくれたお客さんにメルマガを発信したり、自社サイトでのコンテンツを紹介したりして、顧客との間に定期的な接点を作り上げましょう。

休業中こそ、潜在的顧客を育成するタイミングなのです。
こうやって育成した潜在的顧客が、休業要請が終了した段階での売り上げにつながります。

コロナ禍だからこそできる、効果的なマーケティング戦略となるのです。

新型コロナウイルスで、Webマーケティングに新展開

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、Webマーケティングの世界にも大きな変化が来ています。
世界中の経済が急激に失速する中、企業のマーケティング予算も縮小傾向にあります。

しかしその中でWebマーケティングが占める割合は、逆に増加する流れができているのです。
この不思議な現象は、従来のマーケティングで多大な予算を得ていた、世界各地の「展示会」が中止になったことが理由のひとつ。

展示会用に組まれていた予算が浮いて、それがWebマーケティングへ流れ込んできているからです。
さらに、これまでは取引先へ営業マンが出向く「直接営業」をメインとしてきた企業や業種も、コロナ禍の自粛に撚りコンテンツマーケティングなどのWebマーケティングを取り入れ始めています。

とくにテキストコンテンツや動画コンテンツを駆使してネット上の潜在的顧客を育成するコンテンツマーケティングは、巣ごもり傾向の強い今だからこそ営業成果に結びつきやすく、注目を集めているのです。

まとめ

今後の世界経済を大きく変えていく新型コロナウイルス。この状況下でのWebマーケティングは、飲食店のテイクアウトや出前、通販を焦点に、新しい形で展開していく必要があります。
具体的には以下の3点が注目点です。

1.自社サイトやインスタグラム、ツイッターなどで、ネット上での宣伝広告を展開
2.テイクアウトや出前、通販を利用した顧客とメルマガなどでつながり、自粛中に将来のリピーターを育成
3.企業のWebマーケティング予算拡大を受けて、多様な業種でのデジタルマーケティングを推進

コロナ禍におけるテイクアウトや出前の活用は、一時的なものです。
この状況を利用して新規客の開拓・ネット上の潜在的顧客の育成などをおこない、長期的なマーケティングを展開しましょう。

メルマガの集客戦略

コンテンツマーケティングは、ネット上に有益なコンテンツを発信することで顧客を育成していくマーケティング手法です。
最初のステップとして「企業サイトの立ち上げ・コンテンツ発信」を始めたら、次はメルマガ配信も始めましょう。

ここではメルマガマーケティングの事前準備・戦略として「ターゲットの設定」「接触回数」「顧客のライフタイムバリュー」をご紹介します。
コンテンツでサイトへ誘導し、サイトでのメルマガ登録から顧客との間にルートを作る。

これでじっくりと潜在的顧客を育てていくことができるのです。

成功するメルマガは事前準備と戦略が重要!

コンテンツマーケティングでは開始前の準備が非常に大切です。
どんな客層をメインターゲットとするのか、どれくらいの頻度でコンテンツ・メルマガを配信するのかなど、準備段階での徹底した作り込みが、ブレのないメルマガ制作につながります。

ここではメルマガの「ターゲッティング」「接触回数」「顧客のライフタイムバリュー」についてご説明しましょう。

ターゲティング設定

メルマガのうち、送付先を絞って配信することを「ターゲッティングメール」といいます。
メルマガを配信したい客層の属性を絞り込み、特定のユーザーに刺さるような内容のメールを作成・配信することで無駄のないマーケティングを展開していく方法です。

はじめのターゲット設定では、最低でも以下の4点の属性は設定しておきましょう。

■ターゲット設定
1.性別
2.年齢
3.居住地
4.未婚/既婚

メルマガの配信を開始したら、潜在的顧客の「行動履歴」から対象を絞ることもできます。
たとえばメルマガを送ってもなかなか開封してもらえない場合は、メルマガの内容やテーマがユーザーの需要と合致していない可能性があります。

この場合「メルマガを開封しない=潜在的顧客が必要としている情報が送れていない」ということです。
そこで次のメルマガではまったく別のテーマや顧客のいるステージに適した内容をチョイスしなおし、開封率が上がるかどうかを再チェック。

最終的に、潜在的顧客が読みたいと思っているメルマガを突き止めていきましょう。

接触回数

メルマガマーケティングにおける「接触回数」とは、メルマガの配信頻度をさします。
ちょうどいいペースでメルマガを送れば、潜在的顧客は企業に対する評価を高めて商品やサービスについての評価もアップ。販促につながるのです。

メルマガの適正な配信頻度、ベストな接触回数はあつかう商品やサービス、業種によって異なります。
メインターゲットとしている客層の属性によっても変わりますので、十分に配慮して事前に配信頻度を決めましょう。

潜在的顧客のライフタイムバリューをあげるメルマガ

顧客の購買アクションを促進する時に、気を付けておきたいのが「ライフタイムバリュー(Life Time Value)」です。略して「LTV」とも言います。
ライフタイムバリューとは、1人の顧客が一生のあいだに企業にもたらす総利益・総購買金額のことです。

ライフタイムバリューの考え方は「潜在的顧客の購買アクションを1回で終わらせず、息の長いリピーターになってもらう」という長期的な戦略に基づいています。
繰り返し購買アクションを起こす「常連客」を育てるための戦略なのです。

メルマガを迷惑メールに入らさないためにやるべきこと

メルマガを迷惑メール化させないためには、「潜在的顧客が欲しいと思う情報だけを提供する」ことが最大のコツです。
一般的にメルマガの開封率は約10%といわれ、決して高くありません。

メルマガの開封率を上げるためにも、配信前の段階から「顧客にとって有益なメルマガ」「顧客が開封したいと思うメルマガ」を準備することです。
自分にとって役に立つメルマガが送られてくるとわかれば、ユーザーの開封率は上がります。

逆に毎回毎回、販促・商品アピール的な内容のメルマガでは、読まれずに迷惑メールになってしまうのです。
メルマガを送る目的は販促だけではありません。

潜在的顧客と企業のあいだを継続的に結びつけ、信頼関係を育てることが目的ですから、潜在的顧客の役に立つ情報を送り、確実に開封してもらえるようにすべきなのです。

まとめ

成功するメルマガマーケティングでは、配信の前に戦略を固めておく事が重要です。
初めに戦略を明確にすることで、メルマガの内容や配信頻度にブレがなくなります。

メルマガを始める前に注意すべきなのが以下の3点です。

メルマガを始める前の注意点
1.メルマガ発信前に潜在的顧客の属性を絞り込み、需要の高い客層に刺さるメルマガを作成する
2.メルマガ内容は潜在的顧客の役に立つ情報に限定し、開封率をあげる
3.適正な配信頻度を割り出し、潜在的顧客との間に良好な関係を作る

コンテンツマーケティングのメルマガは、企業サイトに来てくれた潜在的顧客との関係を維持することが目的です。
好感度が上がるような戦略を、あらかじめきちんと立てておきましょう。

耳に残るCMソングの集客効果

テレビや動画配信などで日々目にすることも多いCMソング。
最近は動画を使ったコンテンツマーケティングが増加しつつあり、動画コンテンツ内のCMによる集客効果も見直され始めています。

ここでは「五感に働きかけるCMソング」「長期記憶を作るサウンドマーケティング」「”ながら視聴”とCMソング」の3点からCMソングの集客効果を考えてみました。
耳から入る情報は処理がされやすく、コンテンツマーケティングでも高い集客力を持つのです。

動画と音楽、五感に働きかけるCMソング

コンテンツマーケティングにおいて動画コンテンツやCMソングを利用するメリットは、主に以下の3点です。

1.大量の情報を短時間で効率よく伝えられる
2. 喜びやリラックス感など、視聴者のポジティブな感情を想起できる
3.音やメロディを利用することによって、動画に視聴者を集中させられる

視聴するユーザーにとっては、動画や音楽を使ったコンテンツは体感的に理解することができるため、CMソングを取り入れた動画コンテンツでは多量の情報をストレスなく取り込めるという利点があります。
また耳から入ってきて記憶に残るCMソングは若い世代のユーザーにアピールしやすく、他の人にも伝えたくなるものなのでネット上で拡散しやすいのも大きな利点なのです。

印象的なCMソングほど拡散される可能性が高く、ごく短期間で動画コンテンツが一気に広まることも珍しくありません。
ユーザーの感情に直接働きかけることができるCMソングは、幅広い年代に企業や商品イメージを伝えられる貴重なマーケティングツールなのです。

長期記憶を作る、サウンドマーケティング

聴覚・視覚は、脳のなかの「記憶」にかかわる部分を刺激します。
そのため長期記憶へ移行しやすく、CMソングの集客効果が長く続くという利点もあります。

CMソングや効果音など音を使ったマーケティングを「サウンドマーケティング」といい、昔からある手法です。
最近ではとくにYouTubeなど動画を使ったコンテンツマーケティングで効果的に取り入れられるようになり、集客力の長さから再び注目を集めるようになりました。

CMソングのようなメロディを持った音楽には「長期記憶を作る」効果があります。
人の「長期記憶」は表層にある短期記憶とはちがい、いったん大脳皮質に取り込まれたら長い期間ずっと残り続けます。

いったん記憶の底に沈んでしまっても、何かのきっかけで息を吹き返す記憶です。
たとえば、むかしのCMソングを聞いてその商品が急に欲しくなった経験はありませんか?

メロディには記憶を喚起する力があり、企業や商品のブランドイメージをしっかりと脳に焼き込むことができます。
そのためCMソングには、非常に長期間にわたる集客効果を期待できるのです。

「ながら視聴」だからこそ、CMソングが効果的

動画のコンテンツマーケティングを考える場合、忘れてはならないのが視聴者の「ながら視聴」です。
「ながら視聴」とは、スマホを見るときのように他のことをやりながら視聴している状態のこと。

現在はスマホの普及によって、ユーザーは毎日、膨大な量の情報やコンテンツを目にしています。
企業側にとってはマーケティングを仕掛けやすい状態ですが、あまりにもネット上のコンテンツが多すぎるため、ひとつの動画コンテンツを集中してみるというユーザーは少なくなりました。

スマホでは、テレビ視聴と同じように「移動しながら見る」「食事のあいだにちょっと見る」という「ながら視聴」が基本なのです。
「ながら視聴」では、普通の動画コンテンツではユーザーの注意を引くことがとても難しくなりました。

しかしCMソングのような音楽には、聴覚を一気に引き寄せる力があります。
キャッチーなメロディや耳に残る歌詞などCMソングには、ユーザーの意識をひっかけられる要素がおおいのからです。

印象的なCMソングでユーザーの注意を引き、動画を見てもらう。
動画コンテンツから企業サイトへ移動して他のコンテンツをよんでもらう流れができれば、最終的には潜在的顧客の育成につながり、営業成果に反映されてくるでしょう。

まとめ

CMソングのような音楽と音声、画像を組み合わせた動画コンテンツは、視覚的・体感的に情報を伝えることができるため、コンテンツマーケティングとは非常に相性がいい手法です。
CMソングを使う時には以下の3点に留意しましょう。

1.動画とCMソングで、視覚・聴覚を刺激する動画コンテンツを作成する
2.CMソングの長期記憶を利用して、息の長い集客効果をねらう
3.スマホの「ながら視聴」を考慮に入れ、注意を惹きやすいCMソングを作る

動画やCMソングには制作コストが必要ですが、長期間にわたる集客効果が見込めます。
テキストコンテンツとの併用でバランスのいい集客を狙いましょう。

古典的だが収益安定感抜群のメルマガ集客

Google・Yahoo!の検索広告や追尾広告・バナー広告、SEO対策、facebookやTwitter、InstagramといったSNS広告は大きな広告費を要し舞ますので基本、集客出来て当然ですが、効果的にメルマガ・ステップメールを使い広告費なしにしっかり読ませる仕組みやタイミングまで考えているマーケターはかなり優秀だと言えます。

メルマガはほとんど迷惑メール分類で目に留まらないのも多い中、接触回数やLifetime Value(企業とその顧客が継続的に取引をすることによって、顧客が企業にもたらす生涯の価値(利益))、ターゲティング設定、リピート購入、知人紹介等を考え配信できている広告代理店・企業はマーケティングにおいて優秀だといえるでしょう。

メルマガは古いと思われがちですが、実際は全くそんなことはなく、潜在顧客やリピーターにアプローチ出来る非常に良くできた、今でも十二分に効果を出せる手法です。
商売において効率よく集客し高い利益率や売上を上げるためにはリピーターや紹介を作るべきで、それらを生みやすい手法です。

多くの企業においては選択と集中で、メルマガ配信はやらない、または設定をしていても効率的に集客できない設定ですが、一度適切に設定してしまえば1年-5年で企業の収益構造は大幅に変わってきます。

▶ コンテンツマーケティングにはメルマガも必須
▶ メールマガジンからコンテンツページへと誘導しリードナーチャリング

ニッチな商品・サービスこそコンテンツマーケティングが有用

コンテンツマーケティングはネット上で読者に有益な記事を継続発信することで、企業や製品・サービスについて知ってもらう方法です。
しかし特定の顧客層をもつニッチな商品・サービスの場合、コンテンツマーケティングの効果はどうなのでしょうか?

ここでは「ニッチな商品・サービスとコンテンツマーケティングの相性」「SEO対策」「検索エンジンの表示順位」についてご紹介します。
実はニッチな商品・サービスこそ、コンテンツマーケティングの利点がおおいに発揮されやすいジャンルです。

利点を知ってもっと活用しませんか。

ニッチな商品・サービスこそ、コンテンツマーケティングの相性がいい

ニッチな商品・サービスとは、限られた客層・限られた期間に利用されるものです。
たとえばウェディングドレスなどのブライダル用品や赤ちゃん関連のベビー用品、スポーツで言えば登山用品など客層が限定的なものをいいます。

このようなニッチ商品・サービスこそ、コンテンツマーケティングに向いているジャンルです。
継続発信するコンテンツの中に潜在的顧客が検索しそうなキーワードを含めることで、確実な需要のある顧客に情報を届けることができるからです。

従来のネット広告や新聞チラシなどでは、ニッチな商品・サービスについての宣伝・広告効果は上がりにくいことがありました。
大規模なリスティング広告をおこなっても、その商品やサービスを必要としている潜在的顧客に見られる率が低いからです。

しかしコンテンツマーケティングでは、必要な人が検索するキーワードに沿ってコンテンツを制作しますから、とても効率よく情報を発信することができます。

SEO対策のしやすさ

「SEO対策がしやすい」点も、ニッチな商品・サービスのコンテンツマーケティングの利点です。
特定の商品やサービスについての記事ですから、お客さんが検索するキーワードと制作側が使用するキーワードが重複する率は高くなります。

幅広い客層をターゲットにするコンテンツではかなりSEOを意識してキーワードのピックアップをおこなう必要がありますが、ニッチな商品・サービスではなにげなく使用している専門用語をそのまま記事内に取り込めば十分なSEO対策ができるのです。

本文だけでなくタイトルにも見出しにも適度にキーワードが入りますから、自然にSEO対策となり、検索エンジン上位に表示されることもあります。
さらに言うなら、ニッチな商品・サービスに関するサイトはもともと競合サイトが少ないジャンル。

「登山のキャンプ用に、ごくごく軽量のペグハンマーを探している」と言う場合は、潜在的顧客は「登山 ペグハンマー 軽量」のキーワードで検索するでしょう。
しかし複数のキーワードを完全に満たすサイト・コンテンツはそれほど多くありません。だから上位表示されるのです。

ちなみにこのような複数の関連するキーワードを組み合わせたものを「ロングテールキーワード」といい、コンテンツマーケティングの得意技です。
そしてロングテールキーワードで集客した潜在的顧客は、サイト内の滞在時間も長く、コンバージョン率も高い傾向にあります。

ニッチな商品だからこそ、特定の客層に集中

「潜在的顧客に刺さりやすい」「必要な客層にコンテンツが届きやすい」のがニッチな商品・サービスのコンテンツマーケティングです。
それだけにコンテンツやサイトを作成する場合は、徹底的に「特定の客層」を意識しなければ効果が半減してしまうおそれがあります。

扱っているものがニッチな商品・サービスであっても、サイトによっては幅広い潜在的顧客を想定してコンテンツを作成していることもあります。
しかし一般的に需要の時期や客層が限定されている商品・サービスの場合は、コンテンツテーマを広げた「総合メディア」的な方向性は向いていません。

コンテンツの狙いがぼやけることが多いのです。
むしろ初めからごく少数だが確実な客層に集中して、エッジの効いたコンテンツを制作・発信したほうがサイトの流入数やPV、営業成果として反映されやすい傾向にあります。

ニッチな商品・サービスだから広く知ってもらおうという姿勢は十分理解できますが、売り上げにつながらなければ意味がありません。
できれば「需要のある客層」をターゲットに絞り込み、一点集中型でマーケティングを進めるほうが効果的でしょう。

まとめ

コンテンツマーケティングは限られた潜在的顧客に大きな効果があります。
ニッチな商品・サービスの宣伝広告については、以下の3点が大きなメリットです。

1.確実な需要のある潜在的顧客に、ダイレクトな情報発信できる
2.専門用語などを使うだけで自然なSEO対策ができ、検索エンジンの上位が狙える
3.ニッチさを生かして、サイト内容を狭く深く掘り下げられる

特定の商品を扱うサイトは競合サイトが少ないですから、あえて狭い客層に特化したコンテンツマーケティングがおすすめなのです。

コンテンツマーケティングでのレスポンシブ対応の重要性

コンテンツマーケティングでは、あらゆるデバイスからコンテンツが読めることが重要です。
現在はノートパソコンやタブレット、スマホなど多様なモバイルデバイスが発達していて、外出先でも気軽にネットから情報を手に入れることが出来ます。

そのため、あらゆるデバイスでストレスなく読めるコンテンツの重要性が非常に高まっているのです。
ここではコンテンツマーケティングにおける「レスポンシブデザイン」について「レスポンシブデザインとは何か?」と言うところから始めて、メリット・デメリットをまとめてご紹介しましょう。

24時間いつでもどこでもサクッと読めるコンテンツには、多くの需要があるのです。

レスポンシブデザインとは何か?

「レスポンシブデザイン」とは、パソコンやタブレット、スマホなど種類の異なるデバイスごとに最適な画面サイズになるよう、サイトページの画面レイアウトやデザインを調整することです。
具体的には、1つのHTMLファイルをCSS(Cascading Style Sheets)で制御して、ユーザーが利用するデバイスごとに最適な画面費用時に切り替えをするという考え方のこと。

そもそも「モバイルデバイス」はデバイスごとに画面サイズがまるで異なります。
ノートパソコンやタブレットで見やすい画面構成がスマホでもみやすいわけではありません。

デバイスの画面サイズに応じてレイアウトなどを変更する作業が必要なのです。
ただし各デバイスでの見やすさを優先するといってもノートパソコン用とスマホ用に別のデザインを作ることはHTMLファイルを複数用意することになり、サイト構築・メンテナンス時のコストが単純計算で2倍になってしまいます。

これではコストがかかりすぎてしまい、現実的ではありません。
レスポンシブデザインの場合、どのデバイスにも共通のURL・HTML・CSSファイルを制作・使用します。

どの機器を使っても表示エラーが少なくなるためにユーザーの利便性が高くなり、Googleからの評価も高くなります。

レスポンシブデザインのメリット

レスポンシブデザインを採用するメリットは、大きく8点あります。
まずはサイトを運営する側の利点5つを見てみましょう。

1. ひとつのHTMLファイルで複数デバイスに対応できるため、サイト更新時の作業工程が減る
2. デバイスごとに画面デザイン・レイアウトを変えなくてもいい
3.画像素材やコンテンツをすべてのデバイスで共用できる
4. URLを統一化できる
5.Google推奨なので、モバイル検索の順位で上位に入れる

とくに1~3ではサイト立ち上げ時や更新時の作業工程が少なくて済むことから、運営側にとっては非常に大きな利点です。
またユーザー側から見ても以下の3点のメリットがあります。

6.どのデバイスで見ても、画面デザインの統一感がある
7.画面の小さいスマホで閲覧しても、画面が見やすい
8.URLが統一化されているために、SNSでシェアしやすい

ユーザーにとっては8「SNSでのシェアしやすさ」が大きなメリットです。
最近では閲覧したコンテンツが良いと思ったら、すぐにシェアして拡散されていく傾向があります。

URLが共通になっていれば、どんなデバイスを使用していてもストレスなくシェアできるので共有される頻度も高くなるのです。

レスポンシブデザインの手間

では、レスポンシブデザインの手間を見てみましょう。
大きな注意点は以下の2点です。

1.複数のデバイスに対応させるため、画面の設計時に「どのデバイスで見ても合格点」のデザインを作る必要がある
2.デバイスごとに異なるレイアウトにした場合、ページの読み込みが遅くなることがある

このうち、対処が難しいのは2のほうです。
パソコンと共通のHTMLファイルをスマホに読み込ませるため、読み込み完了までに時間がかかることになります。

スマホユーザーにとってはややストレスのかかる状態でユーザビリティに大きく影響します。
対処法としては、できるだけ掲載情報を絞り込んで読み込みの時間を短縮することです。

テキストコーディングするなど必ずスマートフォンサイトの読み込み速度を縮める努力をしましょう。

また複数のデバイスに共通のデザイン・設計を使用するため、デバイスごとに細かい配慮をする手間は惜しんでは望ましい集客は出来ません。
手間をかけ最適化・高速化をすればするほど、離脱率の低い、集客力の高いサイトになります。

現在のSEOでは「モバイルファーストインデックス」となりウェブサイトのスマートフォン最適化は絶対に外せません。

まとめ

レスポンシブデザインをサイトに導入することについては、手間かかりますがそれ以上にメリットが大きいです。
ただし導入を決める前には、以下の3点をしっかりとチェックしておきましょう。

1.サイトの画面デザインは、ノートパソコンやスマホのどちらにも通用するものを制作
2.スマホでの読み込み時間短縮のために、シンプルなサイトを構築
3.サイト更新・メンテナンス時の作業工程が軽減

レスポンシブデザインの導入でユーザーの使いやすさがアップしますから、取り入れるサイトが増えています。
自社サイトの構成や内容、マーケティングの目的などを考えて、必要な場合は導入に踏みきってみませんか。

▶ 導入事例
▶ サーチコンソール・Googleアナリティクスをコンテンツに活用

目立ってなんぼ。コンテンツを発信しまくれ!

コンテンツマーケティングはネット上でコンテンツを発信し続けることで、顧客を育成していくマーケティング手法です。
いかに読者の目にとまりやすいコンテンツを発信し続けるかという点が、マーケティングの成否を分ける点になります。

ここでは「目立つコンテンツの作り方」「コンテンツの有用性と固定客」「コンテンツ数の重要性」の3点からご説明いたします。
ネット上には無数のコンテンツが毎日、発信されています。その中で読者を引き付けるには工夫が必要なのです。

目立つコンテンツには独創性とSEO対策がある

大量のコンテンツの山に埋もれてしまわないコンテンツには「独創性」があります。
記事内容や文章に読者をひきつけ、納得させるものがあるからこそ多くの人に読まれるのです。

それだけでなく目立つコンテンツにはSEO対策がほどこされています。SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンの上位に表示されるための「検索エンジン最適化」と呼ばれるもの。
検索件数の多いビッグキーワードをコンテンツタイトルに入れ、記事内容にもキーワードを取り込むことで検索ページの上位に表示されることをめざします。

ネット上の読者は検索ページを何ページも見てくれません。
たいていは1ページめで必要な情報を記載したサイトが見つかり、そこで検索は終了します。だからこそ表示順位が上位にあることがとても重要なのです。

SEO上位にあるサイトは、ちょうど駅前という好立地にある「駅前店」と同じようなもの。
駅前で欲しい報が手に入るのなら、わざわざ山奥の不便な場所にある店まで行く人はいません。

きちんとSEO対策をしたうえで独創的なタイトルや記事内容があれば、目立つ記事になってPV数もアップ。自然と順位もあがるのです。

目立つ記事+有用性のある記事の両輪が、利益を生む

コンテンツの中には、タイトルに上手に検索数の多いビッグワードを入れて一気に多数の読者を得るものもあります。
しかしただ目立つだけでは、利益に結びつきません。

コンテンツマーケティングでは長期間にわたって成果を上げ続けるのが目的です。
1日で1万PVを得るようなコンテンツにくわえて、100PV×100日で1万PVになるコンテンツおなじくらいに重視されます。

なぜなら企業への信頼感・ロイヤリティの感情は時間をかけなければ育成されにくいからです。
企業サイト内にある多数のコンテンツを読んでもらうことで、時間をかけて潜在的顧客を育成することが、コンテンツマーケティングの肝です。

はじめから中長期的な視野に立ってマーケティングを展開していくのは、時間をかけなければ良質な潜在的顧客を育てられないからなのです。
ですから理想的な流れは

1.インパクトの大きな「ビッグロック」コンテンツや時事ネタを取り込んだ「バズ記事」を発信する
2.読者をサイトへ誘導してサイト内の「よく読まれている記事」「人気のある記事」を多数読んでもらう

になります。
サイトが利益を生み出すためには「目立つ記事」だけでは足りません。
「目立つ記事」と「有用性の高い記事」の両輪が不可欠なのです。

コンテンツ数を増やして営業成果につなげる

三つめのポイントは「コンテンツ数」です。
目立つ記事・高品質の記事の2種類があっても各10記事ずつしかなければ読者はすぐに読み終わってしまいます。

いくら目立つ記事で読者をサイトへ誘導しても、読むべきものの絶対数が少なければサイト内での滞在時間は伸びていきません。
つまり企業ロイヤリティを育成するには時間が足りないことになります。

そこで重要なのがコンテンツの数です。ある程度の記事数がサイト内に蓄積されていれば、読者はどんどん別の記事を読んでくれます。
では一体どれくらいのコンテンツ数が必要か?

一般的にはサイト内に100本以上のコンテンツがなければ、マーケティングで十分な成果が上がらないと言われています。
有名ブロガーなどは「1サイトに100本のコンテンツを書いてからが、スタートだ」というほどです。

またたとえ500本のコンテンツがサイトにあっても競合サイトが700本のコンテンツを持っていれば、そちらに潜在的顧客が流れていく可能性があります。
ニッチな商品・サービスを扱っているサイトであっても、最低100本×各1000字以上のコンテンツを目指しましょう。

まとめ

コンテンツマーケティングでは、「目立つ記事→良質な記事」の流れで読者を囲い込むのが王道です。
記事制作にあたっては以下の3点に注意しましょう。

1.他のコンテンツに負けないくらいに「派手で目立つ記事」を制作・発信する
2.自社サイトには「読者の役に立つ良質な記事」を多数蓄積する
3.サイト内には最低でも1000字×100記事を用意して、サイト内回遊をうながす

「目立つ記事」と「地味だが有益な記事」の両方がなければコンテンツマーケティングはうまく利益を生みません。
記事制作ではバランスを見ながら2種類の記事を制作・発信していきましょう。

地域ビジネスだからこそコンテンツマーケティングで独り勝ち

今はネット環境が整い、日本中どこにいても仕事ができる時代です。
だからこそ特定の地域が商圏となる「地域ビジネス」に注目が集まっています。

では、検索エンジンを使って地域ビジネスのお客さんを新規開拓するにはどうしたらいいでしょうか。
ここでは「地域ビジネスと競合サイト」「徹底したサイト管理」「サイトの品質と事業評価」の3点から、地域ビジネスにおけるコンテンツマーケティングの重要性をご紹介しましょう。

まだ発達途上にある地域ビジネスには、大きな商機が転がっています。
しっかりしたマーケティング戦略でチャンスをつかみに行くときです!

地域ビジネスは競合サイトが少ないのがメリット

地域ビジネスでコンテンツマーケティングを展開するメリットは「競合サイトが少ない」点です。
地方であってももちろん同業・競合企業はありますが、都心部と比較すればライバル企業の全体数は少ないでしょう。

そのためSEO対策をほどこした高品質の地方ビジネスのサイトは、検索エンジンの1ページめに入りやすいと言われます。
さらに地域に関するキーワードをサイト名やコンテンツのタイトルに取り入れれば、より上位に表示される可能性があります。

表示順位の上位化を狙うなら、数少ない競合サイトを調べ尽くして弱点を探り出し、自社サイトをよりブラッシュアップしつづけましょう。

地域ビジネスだからこそ、作り込んだサイトに客が集まる

競合サイトの少ない地域ビジネスでは、比較対象となる競合サイトが少ないために読者が使いやすい設計の高品質サイトへ多数の読者が集中する傾向があります。
サイトへの自然流入が多いということは、集客やコンバージョン率アップにつながります。

自社製品やサービスについてより深く知ってもらうためには、サイトの立ち上げ段階から明確な戦略を立てて振興していくことが大切です。
地域ビジネスにおいて、コンテンツマーケティングがうまくいかない・サイトへの流入数が上がらない・コンバージョン率がアップしないという場合は、スタートのサイト構築からつまずいているケースが見られます。

メインターゲットはB to C(usiness to Customer 企業と一般消費者との取引)なのかB to B(Business to Business 企業間の取引)なのか、目的は自社製品の宣伝広告なのか、コンバージョンにつなげたいのかなどの詳細を決めてから戦術を立てると、読者にとって使いやすく営業成果の上がるサイトができるでしょう。

地域ビジネスでも都心部のビジネスでも戦術を立ててきちんと作り込んだサイトは有用性が高く、PV(ページビュー)が上がるものです。競合サイトの少ない地域ビジネスではPVの増え方やCVR(コンバージョン率、端的に言うと集客率)の上昇がよりスピーディに反映されてきますから、最初の段階からしっかりとサイトを作り込んでおきましょう。

地元密着だからこそ、サイト評価が売り上げにつながる

地域ビジネスのコンテンツマーケティングを考えるうえで最大のメリットは、「サイト評価=売り上げに直結している」点です。
コンテンツマーケティングでは、継続的なコンテンツ発信でネット上の潜在的顧客を育成していきます。

地域に特化したビジネスでは都心部の顧客について考える必要はなく、特定地域に住んでいる潜在的顧客だけをターゲットに据えて集中的にコンテンツを発信できます。
一点に集中できる、これが地域ビジネスの強みなのです。

さらに地元密着型のビジネスでは、潜在的顧客の企業ロイヤリティが育ちやすいのも大きな利点。
記事作成でも、単純にコンテンツタイトルや記事内容に地域に関するキーワードを取り入れるだけでなく、その地域への帰属意識が感じられるようなコンテンツ内容にすると、読者からの好感度が一気に上がります。

またコンテンツには、特定の地域にしかないニーズに特化した情報を盛り込むことも大切です。
読者はコンテンツを読むだけでの仲間意識を持つことになり、企業に対する信頼感や忠誠度が一気に上がります。

特定の地域に特化したビジネスを展開するときには、地域と共存するようなサイト・コンテンツ制作を心がけると、コンテンツマーケティングも順調に展開できるでしょう。

まとめ

地域ビジネスにおけるコンテンツマーケティングは、サイトの質がダイレクトに営業成果へ反映されてくるのが特徴です。
マーケティングを進めるうえで以下の3点を重視しましょう。

1.サイトやコンテンツにSEO対策をほどこし、表示順位の上位を狙う
2.マーケティング展開前に最終ゴールやターゲットを明確化し、戦略的に展開する
3.地元に密着した情報発信で、企業ロイヤリティを育成する

今や世界中がネットでつながっている時代です。地域ビジネスも企業サイトなしでは顧客をつかみにくくなってきました。
だからこそ地域の人と共存するサイトを立ち上げることで共感を得て、営業成果に反映させましょう。

【軽視禁物】Googleマップ登録の内容を充実させよう

⑥Googleマップ登録の内容を充実させよう
企業のコンテンツマーケティングでは企業情報を広くネットで公開することで、より多くの人に会社を知ってもらえます。

利用者の多い「Googleマップ」への情報掲載は、多くの人に見られる有益な広告でもあるのです。
ここではGoogleマップに登録するメリット」から始めて「具体的な登録方法」「上位に掲載されるためのMEO対策」の3点からご説明します。

無料で掲載してもらえるGoogleマップ情報を利用しないなんて、もったいないんです。

Googleマップに登録するメリット

「Googleマップ」に登録するメリットは、大きく3点あります。

1.Googleマップから企業や店舗の所在地を検索しやすくなる
2.Googleマップ上に住所・電話番号・営業時間・公式サイトのURLを掲載できる
3.お客さんがGoogle+に書いたクチコミに返信ができる

Googleマップに登録するには、まず「Google マイ ビジネス」というWebサービスに登録申請しましょう。
申請・登録は無料ですし、登録後に企業および店舗の情報を入力するだけでGoogleマップ上に企業名が表示してもらえます。

とくに実店舗やショールームを持っている企業の場合は、Googleマップの地図情報に店名・社名で表示される利点は見逃せません。
外出先でマップを使って特定のお店やサービスを探している幅広い客層に対して無料で効果的な宣伝・広告ができるのですから、ネットからの集客を狙う企業にとっては非常に有益なサービスです。

Googleマップの登録方法

それでは具体的なGoogleマップへの登録方法をご紹介しましょう。
以下の4つの手順に沿って手続きをすすめていくだけです。

1.Google マイ ビジネスに登録する
2.企業・店舗名を Google マップに登録する
3.ビジネスオーナー確認用のコード取得の申請をする
4.ビジネスオーナー確認用コードを入力する

Googleマイビジネスに登録したら、まずにGoogleマップに企業名を登録しましょう。
マップ上で企業の現住所を入力し、あとは手順に沿って企業名や電話番号などを入力。

手順はとても簡単で、指示どおりに必要なデータを入力していくだけです。
これで登録は完了。登録後はGoogleマップ上で企業名を入力すれば所在地がピンポイントで表示されますし、表示された企業名をクリックすれば住所や電話番号、営業時間、公式サイトのURLが表示されます。

Googleマップで上位に掲載されるための「MEO対策」

Googleマップ上の登録が終了したら、次の段階に進みましょう。
マップの検索結果の上位に表示されるための対策「MEO対策」をほどこします。

Googleマップでは、特定の業種を入力すると近隣の同業種の企業・店舗が一斉に表示されます。
いずれも同じようにGoogleマイビジネスに登録している企業で、いわば競合店です。

このなかで上位に表示されればお客さんの目にとまりやすく、電話連絡や登録済みのURLから企業サイトへ流入してくれる可能性が高くなります。
しかしただ情報を入力するだけでは上位表示されません。表示順位にはSEOと同じようなGoogleのアルゴリズムが働いているからです。

「MEO対策」とはMap Engine Optimizationの略語で、Googleマップで上位に表示されるための対策です。
Googleマップの表示順位は、以下の3点の評価で決まると言われています。

1.ユーザーが入力した検索ワードとの関連性
2.ユーザーが表示させているGoogleマップ上での距離
3.企業や店舗の知名度

1および2については企業・店舗が事前に入力しておいたデータが利用されます。
ですからGoogleマップに情報を入力する際には指定された項目ごとに「詳細に入力」することが重要なのです。

ただし「詳細」といっても企業名は正確に入力しましょう。
たとえば「グーグル」という名前の店舗なら「グーグル」としか入力できません。

「おいしいグーグル」や「女性に人気のグーグル」など不必要な情報を入力するとGoogleマップから嫌われます。
最悪の場合、Googleマイビジネスの掲載が停止することもありますから注意が必要です。

またMAPに記載される顧客からのレビュー管理・企業からの返信を徹底することも大切。
実際に企業や店舗を利用したユーザーからのレビューはGoogleマップで企業を探している潜在的顧客の第一印象に大きく影響しますし、表示順位の決定にも関わります。

レビューへの返信を徹底的におこなうことで顧客との間に良好な関係ができますし、企業としての誠実な姿勢を見せる事にもなりますのでレビュー管理は徹底しましょう。

まとめ

Googleマイビジネスを利用したGoogleマップへの登録は、以下の3つのメリットがあります。

1.Googleマイビジネスは無料で使える
2.簡単ですぐ登録でき、Googleマップ上に企業・店舗の場所が表示される
3.MEO対策をほどこすことで、競合企業よりも上位表示される

外出先でちょっと道に迷い、Googleマップを利用した経験は誰にでもあるでしょう。
それほど使用頻度の高いマップに無料で企業や店舗の情報を乗せられるのですから宣伝効果は非常に高いです。

まずはGoogleマイビジネスに登録だけでもしておきましょう。