コンテンツマーケティングに「古い」はあり得ない

コンテンツマーケティングは継続的にコンテンツを更新することで、Web上にいる潜在顧客をサイトに呼び、企業への信頼度を高める手法です。
注目度の高い手法ですが、最近では「動画だけ見せればよく、テキストコンテンツはいらない」という意見さえ出てきました。

ここでは「テキストコンテンツの重要性」「動画とコンテンツの連動」「動画からコンテンツへの誘導」の3点から、コンテンツマーケティングについて考えましょう。
コンテンツマーケティングには、テキストも動画も包括できる柔軟性な「容器」です。

中身を変え、見せ方を変えれば、有用性は高いんです。

動画さえあれば、コンテンツは要らない?

コンテンツマーケティングの「コンテンツ」には複数の種類があり、テキストと動画、画像が主なものです。
ひとつのサイト内にテキストコンテンツと動画を一緒にしているところもあれば、テキスト+画像、動画のみで構成されているサイトもあります。

最近は「文字を読むのが面倒くさい」と動画だけを見るユーザーが増加しつつあり、動画だけのサイトも登場してきました。
コンテンツマーケティングの視点から言えば「テキストだけ読む」「動画だけ見る」は、どちらも正解です。

テキストコンテンツも動画もユーザーにとって有益性の高い情報を発信しているわけですから、ツールとして文字を使っていようが動画だろうが同じことです。

コンテンツごとの特徴を言えば、動画や音声は「受動的」であり、テキストは「能動的」であるという違いがあります。
文字は自分で読まなければ理解できませんが、動画・音声は何もしなくても勝手に入ってきます。

この違いが「テキストは面倒」「動画は楽」というユーザー評価となっているのです。
では、動画だけで十分な情報を伝達できるものでしょうか?

動画や音声だけでは伝えきれない情報もありますし、テキストで構築し、ユーザーが読んで考えることで有益性が高まるものもあります。
動画だけ・音声だけのサイトでは、長期的なリード数は見込めないのが弱点です。

テキスト・動画を上手に組み合わせるのが成功するコンテンツマーケティングです。

動画とコンテンツの相乗効果

動画とテキストコンテンツを上手に組み合わせると、相乗効果でよりコンテンツの有益性が高まります。
動画とテキストの得意分野の違いが、お互いをおぎないあう方向へ進むからです。

具体的に言えば

1.動画は短時間で見ることができ、記憶に残りやすい
2.テキストはじっくりと説明することができ、更新しやすい

ということ。
動画の利点は「スピード」と「優位性」です。ビジュアルで記憶に残る動画には、短時間で多くの情報量を詰め込むことができますし、記憶に残りやすいのです。

テキストの利点は、「論理的」と「コンテンツ更新の簡単さ」です。
さらに言うなら、動画制作はハイコストですが、テキストコンテンツは比較的安価ですみます。

動画とテキストを組み合わせるには、サイト上で、動画・画像のあとにテキストで説明を入れる、テキストを補足するような動画・画像を入れる、というふうにしてみましょう。
お互いの弱点をおぎないあうような形にすればより分かりやすく、分かりやすいことがユーザーに伝われば、自然と動画もテキストも見てくれるようになります。

これが相乗効果です。

動画からテキストコンテンツへ繋げる誘導ライン

動画とテキストをうまくサイトに入れることによって、動画好き・テキスト好きのユーザー両方の流入も見込めます。
双方を上手につなぐラインをサイト内に作っておきましょう。

テキストばかりのサイトではユーザーは長時間サイト内に滞在してくれないかもしれませんし、そもそもコンテンツを読んでくれるか、疑問です。
テキストコンテンツには記事の有益性を高める働きがありますから、動画のあとにはテキストを入れ、また次の動画につなげるようにすればサイト内に誘導ラインができます。

動画もテキストコンテンツも両方見てもらえれば、サイト内の滞在時間は伸びていきますし、ユーザーはサイト運営企業に対して親しみを感じてくれます。
そのうえで動画をシェアして拡散してもらえば、自然とサイトへの流入数もアップ。

検索エンジンの上位になりやすく、SEO対策も兼ねている方法です。

まとめ

コンテンツマーケティングでうまく動画を取り入れていくには

1.テキストコンテンツと動画を組み合わせたサイト構成
2.文字と動画で相乗効果
3.テキスト⇔動画の相互誘導

の3点が必要です。
現在の検索エンジンでは「動画のみサイト」はあまり高く評価されない傾向があります。
テキスト・動画の利点を取り込み、柔軟なコンテンツマーケティングを展開しましょう。

コンテンツマーケティング内製化のデメリット

コンテンツマーケティングを始めるとき「社内で作るべきか」「外注に出すべきか」と迷ったことはありませんか。
そこで「内製化のデメリット3点」をピックアップ、検証しました。

内製化によるメリットも多々ありますが、いまのところはデメリットのほうが大きく外注する企業が非常に多いのが現状です。

デメリット1:仕事量が多く、制作コンテンツの質が低下

コンテンツマーケティングは記事制作と同時にサイトのメンテナンスも必要になります。
そのため、想像以上に手間のかかる作業です。

しかし新しくコンテンツマーケティングを内製化しようという場合は、経験のないスタッフが担当することも多く、コンテンツのテーマに困ってたちまち発信ができなくなるケースが見られます。
サイトスタート前にある程度のストックコンテンツを作っておいてもあっという間に底をつき、あわててコンテンツを書こうとしても気持ちが焦ってうまくいかない、という事態におちいりかねません。

これは作業量がスタッフの経験と力量を超えてしまった一例です。
こうなると、最悪のケースではコンテンツ配信の停止も招きかねません。

コンテンツマーケティング部門を立ち上げ、専任スタッフを置いてもマーケティング開始当初はトラブルが多いもの。
よほどデジタルマーケティングに精通したスタッフでなければ良質のコンテンツを配信し続けることはとても困難です。

しかし成功するコンテンツマーケティングは、継続的に良質のコンテンツを発信し続ける必要があります。
中・長期にわたって有益性の高いコンテンツを制作・発信することで、読者との間に信頼関係を構築することが目的だからです。

継続的なコンテンツ配信ができなければ、かえって企業イメージを損ない、大きなデメリットになりかねません。

デメリット2:人材の育成・確保が難しい

サイトオープン時のトラブルをなくすためには、いい人材を教育すればいい!と思うでしょう。
実際に社員を教育してコンテンツマーケティング専任スタッフに育てようという企業はとても多いのですが、人材育成には時間がかかります。

読者の役に立つクオリティの高いコンテンツを書くには、経験が必要だからです。
すでに他部門で業績を上げているスタッフをコンテンツマーケティング部門へ移動させても、「本業」には強いがコンテンツマーケティングにはまだ不十分という人間が集まることになり、なかなか良質のコンテンツを制作するまでに至りません。

そのあいだ、サイトへの流入はそれほど増加しませんから企業側にも忍耐が必要です。
それなら、コンテンツマーケティングのプロを新規雇用しようということになりますが、コンテンツマーケティングを知り尽くした人材は簡単に手に入りません。

さらに、経験じゅうぶんな人材を雇用するなら人件費が必要になります。

デメリット3:人件費など、見えないコストが増加する

実はコンテンツマーケティングの内製化で問題になるのは「予想外のコストがかかる点」です。
専属のスタッフをあらためて雇用する場合は、人件費がアップします。すでに雇用している社員を専属スタッフにしても、初めのうちは育成期間ですから売り上げに貢献することにはなりません。

またコンテンツ発信がスタートしはじめても、作業は試行錯誤の連続です。
時間がかかり、そのぶん残業が増えて、やはり人件費は上昇します。

コンテンツマーケティングの完全内製化で、社内スタッフだけでコンテンツ制作・配信をする場合は、人件費にくわえて福利厚生費など「眼に見えないコスト」がアップする可能性が高いのです。
コンテンツマーケティングをまるごと外注に出す場合、コストは「外注費」として明確に見えてきます。

かかった費用がわかるので、結果と比較して対比用効果が出しやすく、外注を継続すべきかどうかの判断も明快に出すことが出来ます。
しかし内製している場合はコストが目に見えにくく、マーケティング展開中に見直しをするときでも「コストに対してどれほどの効果が上がっているのか」が見えにくいのです。

サイトへの流入が伸びて売り上げが上がっていたとしても、想像以上にコストがかかっていては成功したとは言えません。
コンテンツマーケティングの内製化では「見えないコスト」が大きなデメリットとなりうるのです。

まとめ

コンテンツマーケティングの内製化のデメリットは、次の3点です。

1.作業量が多すぎてコンテンツの質が低下
2.コンテンツマーケティングに精通している人材確保が困難
3.専任スタッフの人件費・福利厚生費など、見えないコストがアップ

巨大企業「インテル(Intel)」でさえも、いったん内製化をこころみたマーケティング業務を外注に戻した経緯もあります。
コンテンツマーケティングの完全内製化を進めて途中で挫折するよりも、初めは適度に外注をとりいれ、内製化へのソフトランディングを目指すのがいいでしょう。

サーチコンソール・Googleアナリティクスをコンテンツに活用

コンテンツマーケティングなんて、コンテンツを継続発信するだけでいいんでしょう?と思っていませんか?
成功するコンテンツマーケティングでは、良質のコンテンツを発信していくことに加えて、「サイトパフォーマンスの分析」および「キーワード検索の分析」をおこない、定期的にサイト構築やコンテンツの方向性を見直すことも大切です。

今回は分析ツールの「GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクス」の活用法についてご説明しましょう。
まずは「二つのツールの違い」を理解し、「Googleサーチコンソールの活用法」「Googleアナリティクスの活用法」を知って効果的に使い分けましょう。

このふたつを併用することでより明確にサイトの状況が見えるようになるのです。

「Googleサーチコンソール」も「Googleアナリティクス」のちがい

「Googleサーチコンソール」も「Googleアナリティクス」も、どちらもグーグルの無料解析サービスです。このふたつは以下のような違いがあります。

1.Googleサーチコンソール(Search Console)は、「Webサイトにアクセスする前」のデータを解析するツールです。

ユーザー属性および集客経路・アクセスページを組み合わせて分析し、自社サイトがどれくらい表示されているか、クリックされているかを知ることができ、検索エンジンにおけるサイトの評価もわかります。また潜在的顧客のコンバージョン測定も可能です。

2.Googleアナリティクス(Analytics)は、「Webサイトにアクセスした後」のデータを解析するツールです。

潜在的顧客が「どの検索キーワード」でサイトにやってきたのか、「キーワードの検索ニーズ」はどれくらいあるのかがわかるもの。
サイトにやってきた潜在的顧客が「どこから」きて、サイトの「どのページ」を見て、見た後にどんな「アクション」をしたのか、ということを突き止めることができます。

なお、どちらのツールも無料ですが、利用にあたってはGoogleアカウントが必要です。事前に作成しましょう。

コンテンツマーケティングでの、Googleサーチコンソールの利用法

Googleサーチコンソールでは検索エンジンとの連携をおこなうことができ、検索エンジン内に蓄積された分析データを、Googleで検索して表示させてみることができます。
具体的には、潜在的顧客が「どんなキーワードで検索して、サイトへ流入したか」がわかるのが大きなメリットです。

またサイトのクリック数や表示回数、CTR(Click Through Rate クリック率のこと)、掲載順位がでるため、自社サイトのパフォーマンスをチェックするのに最適です。
とくにCTRの解析は非常に重要。

コンテンツマーケティングでは、いくら表示回数が多くても、クリックされてコンテンツが読まれなければ意味がありません。
検索エンジンでの表示回数とクリック数、CTRを解析して、どれくらいの人数が表示後にクリックしているのかを確認することで、「何故スルーされるのか?」「どうしてコンテンツまで誘導できないのか」という問題点の洗い出しにつながり、改善策を見つけるきっかけになります。

コンテンツマーケティングでのGoogleアナリティクス利用法

Googleアナリティクスでは、潜在的顧客のWebサイト流入後のデータを解析することができます。
具体的には、ユーザーひとりひとりについて、閲覧ページとコンバージョンの成果が分かるようになっているのがとても有用です。

たとえば2016年4月にリリースされた機能「ユーザーエクスプローラー」を使えば、潜在的顧客がサイトにやってきた回数ごとのデータが保存されており、どのページをいつ見たのかが時系列でわかるようになっています。
その顧客が「いつ・どのページを・どのコンテンツを読んだのか」が分かれば、現在ポジションが推測でき、適切な内容のメルマガ・コンテンツを送付することができます。

潜在的顧客を次のステージに誘導するために最適なコンテンツを事前に選定できるのです。
コンテンツマーケティングにおいては、潜在的顧客を育成することが重要。

Googleアナリティクスを利用することで、より効果的に「その顧客に必要なコンテンツをベストなタイミングで届ける」ことが可能になるのです。

まとめ

GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスは、併用することで相乗効果が上がります。活用方法は以下の3点です。

1.Googleサーチコンソールではサイト流入後の分析を、Googleアナリティクスではサイト流入前の分析をする
2.GoogleサーチコンソールでWebサイトのパフォーマンスを管理する
3.Googleアナリティクスでは潜在的顧客の立ち位置を確認する

それぞれのツールが解析できるポイントが異なるため、組み合わせることでムラのないデータ分析が可能になります。
分析をおこない、必要な改善策をこうじておけば、より効果的にコンテンツを発信できるのです。

コンテンツマーケティングはスマートフォンで読まれる

コンテンツマーケティングを展開するうえで、忘れてはならないのが「スマホ」の存在です。
非常に高い普及率を誇るスマホは、とくに若年層では「コンテンツを読むツール」として利用されています。

そのため、コンテンツマーケティングを成功させるためには「スマホ」を意識せずにいられません。
ここでは「コンテンツを読むのはスマホ」という観点から「スマホで読まれやすいコンテンツ制作のコツ3点」をご紹介しましょう。

「スマホ読み」でピックアップされやすいコンテンツには、さまざまな工夫が凝らされているんです。

コンテンツを読むときは、まずスマホ!

2018年(平成30年)に総務省がおこなった「通信利用動向調査」によれば、スマホの所有率は20代で約93.8%にのぼるそうです。
30代では約92.2%という数字ですから、スマホ普及率の高さがよくわかります。

もちろん20代・30代も自宅にパソコンを所有していますが、実際に情報検索のために利用するツールといえば、まず「第一にスマホ」なのです。
とくにニュースサイトやSNS、動画サイトなどは日常的にスマホを使って閲覧されます。

こうなると、コンテンツマーケティングでも「スマホで読まれやすい」コンテンツ制作やサイト構成を考える必要があるでしょう。
成功するコンテンツマーケティングでは「スマホ対策」をきちんとほどこすことによって、効率よくPVを稼ぐことができます。

それでは、具体的にスマホ対策として注意しておくべきポイントは何か。
3点の重要ポイントをピックアップしましたので参考にしてみましょう。

スマホで読みやすいコンテンツのポイント3点!

1.ストレスのないユーザビリティ

スマホユーザーを対象にコンテンツマーケティングを展開するときに、もっとも注意すべきことは「サイト内移動はスムーズか」という点です。
ユーザビリティ対策を十分におこなってから、コンテンツ発信を始めましょう。

スマホでの「ユーザビリティ対策」とは、「ストレスなくコンテンツが読めるか」ということです。
スマホ自体が直感的な動作でストレスなく操作ができる点に特化してあるツール。

スマホのスムーズな動作に慣れているユーザーにとっては、スクロールの反応が遅い・タップしづらい・コンテンツ内の移動にひっかかりがあるなどは、非常にイライラするものです。
そしてわずかでもひっかかりのある場所がサイト内にあれば、それだけでユーザーは読むのをやめてしまいます。

これでは、どれほど良質なコンテンツを制作してもPVは上がりませんし、バズることも難しいでしょう。
スマホユーザー対策をするなら、なにはともあれ徹底的に「使い勝手の良さ」に特化すべきです。

スムーズなサイト閲覧体験、UX(ユーザーエクスペリエンス)については改めて記事にて説明いたします。

2.読みやすい画面表示で作る

スマホはコンパクトな機器。持ち歩くには良いのですが、画面上に表示ができる情報量には制限があります。
そのためコンテンツ制作では常に、スマホでの「見え方」に注意しましょう。

とくに次の3点はコンテンツを作るうえで、とても重要なポイントです。

1.テキストは短く
2.文字サイズは14~16pxと大きく
3.段落設置で入りやすく

とくにテキストを短くすることと、文字サイズは少し大きめに設定することは、コンテンツの読みやすさに直結します。
また段落を設置し、視覚的に情報のボリュームを把握しやすくすることで、ユーザーの「読み進める力」を引き出すことができます。

3.スマホでは、ファーストビューに徹底的にこだわる

スマホで読まれるコンテンツを目指すためには徹底的に「ファーストビューのインパクト」にこだわりましょう。
キャッチーなタイトルや目を引く画像・動画を配置し、ユーザーにコンテンツを読みたい気持ちにさせることです。

スマホとパソコンの大きな違いは「ファーストビューで読める情報量」。
スマホの場合はごくわずかな情報しか見られませんから、ファーストビューで「コンテンツを読むか・読まないか」がきまってしまいます。

最初の部分で「つかみ」ができなければ、ユーザーは続けてコンテンツをスクロールしてくれません。
ですからスマホはファーストビューが命。

内容も、最初の数行でがっちりとユーザーの気持ちをつかむようにしましょう。

まとめ

世界中で普及しているスマホ。20代・30代向けの製品やサービスを扱うコンテンツマーケティングでは、スマホユーザーへの配慮が欠かせません。
とくに以下の3点は必須項目です。

1.コンテンツ閲覧時にストレスなく動作
2.テキストは簡潔に短く、文字サイズは大きめに
3.インパクトの強いファーストビュー

ひとつずつは簡単なことですが、複合することで強い集客力を発揮します。
今やパソコンを凌駕するスマホユーザーに向かって、効果的なコンテンツ発信を心がけましょう。

コンテンツマーケティングで「バズらせる」

ネットマーケティング業界では「バズる」という言葉がよく使われます。
コンテンツマーケティングでは、いかに「バズる」かがPV獲得のために重要なポイントです。

ここでは「バズる」という用語の意味からはじめて、「コンテンツをバズらせるコツ3点」をご紹介しましょう。
SNSでの拡散数が増えれば多くのPVを得ることができ、効果的に潜在的顧客層にコンテンツを届けられます。

「バズる」=インパクトの強いマーケティング手法

「バズる」というのは、英語のBuzz(バズ)から派生した言葉です。
英語の「Buzz(バズ)」は「噂になる」という意味の動詞で、そこから「ツイッターなどのSNSで、一気に多数の人に取り上げられた状態」を指します。

多くの人が共感してSNS上で拡散していくため、ごく短期間に爆発的な勢いで特定の用語やコンテンツが広がっていく状態です。
明確な意味で「バズっている」状態を定義することはむずかしいのですが、おおむね、次の3点が急上昇していれば「バズっている」ことになります。

1.ツイッター上のリツイートが一気に増えた
2.「いいね」やコメント数が爆発的に増えた
3.プレビューの数が平均値をはるかに超えた

いずれもSNS上でつぎつぎに拡散され、一時的に大注目を浴びている状態をあらわします。
コンテンツマーケティングでは、「バズる」=インパクトの強いコンテンツを発信できたことになり、サイト上に多量のPVが流入することになるので、コンバージョン率も上がりやすいというメリットがあります。

しかし「バズる」コンテンツを発信するのは簡単ではありません。そこで、「バズらせるコツ3点」をご紹介しましょう。
ただ良質のコンテンツを制作しているだけでは、バズるところまではいきません。

そこには明確な「戦略」があるのです。

コンテンツマーケティングで「バズらせる」コツ3点

1.シェアされやすいメディアを併用する

「バズらせる」ためには、まず多くの人が利用しているSNSでコンテンツを「拡散」してもらう必要があります。
拡散による集客は爆発的で、想定以上のPVが集まります。

ネット上での拡散をねらうには、ひとつのメディアだけでなく、人目につきそうなSNSを複数つかい、効果的に発信していくことが重要。
具体的にはツイッター(twitter)・フェイスブック(Face book)・ユーチューブ(youtube)などがおすすめです。

一つのコンテンツを複数のSNSで同時に発信して、より多くの人の目にふれるようにする手法です。
最近では、動画も画像もアップできるインスタグラム(instagram)も若年層を中心に人気が高いので、売り込みたいサービスや商品によってはインスタグラムも戦略に含めておきましょう。

2.動画・画像でイメージ力を高める

「バズる」コンテンツの特徴として、テキストと動画・画像のバランスがいいことがあげられます。
SNSを利用する顧客層は、文章だけでなくパッと目に入る画像や分かりやすい動画にも注目しますから、適切なバランスで「テキスト+ビジュアル」を配置することです。

とくに動画はリアリティを感じやすく、売り込みたい商品やサービスの特性を短時間で効率よく伝えることができます。
また、良い画像や分かりやすい動画はSNS上で拡散されやすい傾向がありますから、バズる率が高いのです。

多数のシェアやリツイートをねらうのなら、テキストばかりでなく上手に視覚による情報も盛り込みましょう。

3.製品・サービスにストーリー性を持たせる

「バズる」コンテンツは、共感を呼びやすいコンテンツです。
そしてネットユーザーの「共感」を呼ぶためには、製品やサービスの制作過程やコンセプトに「ストーリー性」を持たせることがおすすめ。

製品やサービスのためのコンテンツというと、つい製品の特徴や使い方を伝えたくなりますが、ユーザーが最初に理解しやすいのは「製品やサービスに関する物語」です。
その製品やサービスをなぜ作ったのか、作るプロセスで起きたことなどは、ユーザーの興味をそそります。

すべてのコンテンツがストーリー性を持つ必要はありませんが、適所に「物語傾向が強い内容」を配置することによって、「バズ」りやすいコンテンツになります。
まずは、潜在的顧客をサイトに呼び込むきっかけづくりという意味でも、製品やサービスにストーリー性を持たせてみましょう。

まとめ

「バズる」手法は、いまやコンテンツマーケティングでも欠かせないテクニックです。
つねに次の3点を意識してコンテンツを制作しましょう。

1.ツイッターやユーチューブ、インスタグラムなど拡散されやすいSNSにコンテンツを発信
2.コンテンツ内には、適切なバランスで文章+動画・画像を配置
3.ストーリー性のある内容にして、ユーザーの共感→拡散へ誘導

「バズる」という状況を理解したら、比較的シンプルな手順でバズるコンテンツをめざせるでしょう。

BtoB集客におけるコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、直接的に潜在的顧客に働きかけることができるマーケティング手法です。
それでは企業から企業への働きかけには効果がないのか?という疑問がわきますが、適切な方向からアピールすれば、十分な効果を得られます。

むしろコンテンツマーケティングはBtoBにおいて非常に有効なマーケティング手法と言えます。

ここでは「BtoB集客(顧客との直接やりとりによる集客)におけるコンテンツマーケティングの有益性」や「成功のポイント」を考えましょう。
対企業であっても、コンテンツマーケティングは購買実績を上げうる手法なのです。

BtoBとは

「BtoB」とは、「Business to Business 」のことで、企業対企業の取引を言います。
売る立場と買う立場の両方が「企業」であることが特徴です。

企業と消費者の取引である「BtoC(Business to Consumer)」と「BtoB」との徹底的なちがいは、サイトを見ている人が購入者であるとは限らないということです。
「BtoB」の場合、相手は企業内に入る人ですから、購入決定までにはユーザー以外の大勢の人間が関与しています。

つまり、購入の意思決定者が複数人も存在しているのです。
そのため、サイトに来てから購買アクションまでには長い時間がかかります。

購入金額が高額になるほど、承認・購入決定までに時間が必要なのです。
そのかわり、いったん購入が決まったら、継続的に大量の販売が可能になります。

「大口顧客」になりうる潜在的顧客を狙うのが、BtoBの戦略です。

BtoBでコンテンツマーケティングは有益か?

BtoBの場合、企業に向かって、直接働きかけるのは難しいと思うかもしれません。
やはり、従来の営業マンが直接企業を訪問して人間関係を作り上げるマーケティングのほうが役に立つのではないか?

しかし、ネットの普及で企業の購買プロセスも大きく変わりました。
企業の購買担当者も、ネットで商品やサービスをチェックする時代です。

営業マンが訪問しない企業であっても、コンテンツやサイトを読むことで商品やサービスの機能・概要を知ることができ、購入にいたることもあります。
購買が決定するまでには競合他社の商品やサービスと比較検討されることになりますが、サイトやコンテンツの内容がしっかりしていれば、営業マン不要で売上を作ることが可能です。

つまり、BtoBでもコンテンツマーケティングは有益なのです。

BtoBで成功するコンテンツマーケティングのポイント2点

「組織人」を意識したペルソナ構築

それでは、BtoBで成功しやすいコンテンツマーケティングのポイント2点を、続けてご紹介しましょう。
BtoBビジネスでは、「組織の中にいる人物」を念頭に置いて、ペルソナを作り上げるのが重要なポイントです。

よくBtoBはペルソナを作りにくいと言われますが、潜在的顧客を「企業・組織の中にいる人物」と想定することで、ペルソナ構築は通常のBtoCビジネスと同じことになります。
具体的には、以下のような項目を上げてペルソナを作ってみましょう。

1.年齢
2.性別
3.役職
4.決裁権のレベル
5.所属部署
6.担当している事業と所属歴
7.担当事業の抱える課題

コンテンツ作成では、7の「担当事業の抱える課題」を解消できる内容をテーマに持ってきます。
潜在的顧客の問題解決につながるコンテンツを製作するという点においては、BtoBもBtoCも同じことなのです。

ただしBtoBの場合は、購入決定までに複数のひとがかかわっていることを考慮して、ペルソナも複数人作成するといいでしょう。

「組織人ペルソナ」が必要とするコンテンツを制作・発信

ペルソナの問題解決に向けたコンテンツを作ることは、BtoCと同じ。だとしたら、いきなり自社商品やサービスをすすめるコンテンツを作っても、あまり効果はありません。
通常のコンテンツマーケティングのように、中・長期的な視点で戦略を進めていきましょう。

まずは、目の前にある「企業人ペルソナ」の問題に向かって、コンテンツを制作・発信。問題解決に当たっては、論理的・合理的なコンテンツ内容も有用ですし、企業人相手であっても、ユーザーの感情面にアピールする内容も必要です。

BtoBの場合は、コンテンツ内容の剛柔のバランスが重要でしょう。
コンテンツで働きかけるのが「組織内・企業内の人物」であることに留意することで、無駄なく企業ロイヤリティの育成が進んでいきます。

まとめ

BtoBマーケティングの場合、ペルソナ構築がうまく行けばコンテンツマーケティングでも十分な成果を上げることができます。

1.サイトユーザーと購入者は同一人物でなく、購入決定までに複数の人間がかかわっている
2.ペルソナ構築に当たっては、一個人ではなく複数の「組織内人物」を想定する
3.正確な商品データ・ユーザーの感情面に訴える内容など、コンテンツのバランスをとる

BtoBであっても、最終的に攻略すべきは「人間」です。
企業の中にいる人物像に向かってコンテンツを発信することで、営業マン要らずの売り上げを上げていきましょう。

BtoC集客におけるコンテンツマーケティング

継続的なコンテンツ発信で、顧客とコミュニケーションをはかるコンテンツマーケティングでは、企業と顧客との距離が近いのが特徴です。
ここでは「BtoC集客(顧客との直接やりとりによる集客)」戦略における「コンテンツマーケティングの有益性」や「成功のポイント」を考えてみましょう。

BtoCのように顧客との距離が近いほど、コンテンツマーケティングは効果を発揮し、高い集客を得やすいのです。

BtoCとは

「BtoC」とは、「Business to Consumer」のことで、企業が消費者に対して、直接取引や働きかけをすることを言います。
そしてウェブサイトを利用したBtoCマーケティングの特徴は、ほとんどの場合「ネットユーザーと購入者が同一である」点です。

サイトを見ているユーザーがそのまま商品やサービスを購入するため、購入の意思決定がとても速いのが大きな特徴。
さらに購入の理由は商品の機能性だけでなく「これを買ってみたい」というユーザーの感情に大きく左右されます。

ですから非常に便利で機能的な商品・サービスであっても、サイトを見ているユーザーが「カッコいい」「使ってみたい」と思わなければ、購入アクションにつながりにくく、購入の判断基準は非常に流動的です。

「BtoC」マーケティングにおいては、デザイン性や流行を意識して商品・サービスを開発していく必要があり、「ユーザーの感情面」に働きかけるコンテンツが非常に有効だと言えます。

でコンテンツマーケティングは有益か?

ネットユーザーの感情をベースにして購入が決定される「BtoC」ではコンテンツマーケティングは非常に有益な方法です。
そもそもコンテンツ制作にあたっては、あらかじめ規定しておいた「潜在的顧客のペルソナ」に向かってアピールしやすいキーワードを抽出していますから、消費者(Consumer)の心理や感情に近づきやすいのです。

さらに効果を上げるには、細かくペルソナを設定し、特定の層の潜在的顧客に向かって一点突破方式でコンテンツを投げかけてゆくのがおすすめ。
ネットユーザーが多様化している現在では、消費者を大きなカテゴリー別にとらえていては網にかけることができません。

ユーザーの趣向が細分化されているため、消費者を年齢や性別などの大枠で分けてもあまり効果がないからです。
細かくペルソナを作成し、効果的にコンテンツを発信して効率よく潜在的顧客層にアピールしましょう。

BtoCで成功するコンテンツマーケティングのポイント2点

スマホユーザーを意識したコンテンツ制作

それでは、BtoCで成功しやすいコンテンツマーケティングのポイント2点を考えてみましょう。
まずひとつは、スマホユーザーを意識してサイト・コンテンツを作ることです。

現在、多くのネットユーザーはスマホを経由してサイトにアクセスしています。
そのため、スマホに最適化したコンテンツマーケティングをBtoCに取り入れることによって、より多くのサイト流入を見込むことができます。

サイト構築では、まずファーストビューに力を入れましょう。
スマホユーザーのほとんどは、ページのファーストビューで続きを読むかどうか決定します。

キャッチーなタイトルに画像や動画を取り入れ、求心力の強いコンテンツ制作を心がけましょう。

感情訴求型コンテンツを制作・発信

BtoCでは、ユーザーの感情に訴えることが非常に大きな要素を持ちます。
合理的で論理的なコンテンツよりも、ユーザーが「おもしろいな」「カッコいいな」と思える内容が効果的です。

つまり「感情喚起型」「感情訴求型」のコンテンツが重要になります。
さらにユーザーの感情にぴったりはまったコンテンツは、ツイッターなどSNSでシェアされることになり、ときに爆発的な波及力を得るのです。

もちろん商品やサービスの品質も重要ですが、いいものであってもユーザーの気持ちに引っ掛からなければ、思ったような購入アクションにつながりません。
ユーザーの共感を得やすいテーマ、コンテンツ内容にすることで、高い集客効果を上げることができます。

まとめ

BtoCマーケティングとコンテンツマーケティングは、非常に相性のいいビジネス戦略です。
より効果的にコンテンツを発信し集客するためには、次の3点を意識しましょう。

1.ユーザーと商品利用者と購入者は同一人物、購入決定までの時間が短い
2.多くのユーザーはスマホ経由でアクセス、ファーストビューを重視している
3.ユーザーの感情面にアピールするコンテンツで、潜在的顧客の共感を得る

ネットの普及で、企業は直接、消費者につながることができるツールを手に入れました。
良質のコンテンツ発信を続けることで顧客と強く結びつき、企業ロイヤリティを育成していきましょう。

OODAループを用いてコンテンツマーケティング

コンテンツ発信をツールとして、顧客との間に関係性を構築してゆくコンテンツマーケティング。
非常に目まぐるしく移り変わる市場に対しては、柔軟に対応する必要があります。

ここでは、スピーディな意思決定法「OODAループ」の4つのステップを紹介しながら、コンテンツマーケティングに生かす方法をご紹介します。
起業・新規事業に効果的なフレームワークを使いこなして、確実な業績を上げていきましょう。

市場に柔軟に対応するための意思決定法「OODAループ」

「OODAループ(ウーダループ)」は、アメリカの軍事戦略家であるジョン・ボイドが作り上げた意思決定方法のためのフレームワークです。
状況の変化に瞬時に反応し、すばやく行動に移すことで先の見えにくい状況のなかでも柔軟に意思決定をくだせるためにさまざまなビジネスシーンで取り入れられています。

現在は、市場や顧客を取り巻く環境が変化するスピードが従来よりもスピーディ。
コンテンツマーケティングを展開する中でも、せっかく立てた計画が現状にそぐわなくなり、思ったような成果があがらないことがあります。

そんな時こそ、「OODAループ(ウーダループ)」を使って分析をしてみるべきタイミング。
ここでは、OODAループを「4つのステップ」の流れに沿ってご紹介します。

「観察(Observe)」「仮説構築(Orient)」「意思決定(Decide)」「実行(Act)」の4つです。
ちなみに「OODAループ」という変わった名前は、4つのステップの頭文字を集めたものです。

コンテンツマーケティングで思うような成果が上がっていない時は、この流れに従って見直してみてはいかがでしょう。

「OODAループ」の四つのステップ

1.観察(Observe)

第1ステップの「観察(Observe)」では、情報収集をおこないます。
市場の動向やコンテンツマーケティングでターゲットとすべき「潜在的顧客」が置かれている状況・環境などを的確に把握します。

また顧客の置かれている状況だけでなく、「3C分析」などのツールを使って競合他社およびサイトの現状、自社の分析も含めて総合的な情報収集につとめましょう。
情報収集を始めたら、つねに次のステップである「仮説構築(Orient)」を意識しながら動くのが大切。

なぜなら、「観察(Observe)」と「仮説構築(Orient)」のあいだには、余計な時間を置いてはいけないからです。
情報が新鮮で正確なうちに、第二ステップへ移行しましょう。

2.仮説構築(Orient)

第2ステップである「仮説構築(Orient)」は、集めた情報・データを統合して分析、仮説を構築する段階です。
その時点で最適だと考えられる仮説を立てて、今後のマーケティング戦略の方向性を定めます。

OODAループでは、仮設構築は一回では終わりません。
思うようにコンテンツマーケティングでの成果が上がらないたびに、情報収集→仮設構築をおこない、仮説を作り直します。

その際、前回の仮説がなぜうまく行かなかったのかを分析し、同じ間違いを繰り返さないことが重要。
こうやってOODAループを繰り返すうちに戦略の誤りが正され、効果的なマーケティングを展開できることになります。

3.意思決定(Decide)

第3ステップの「意思決定(Decide)」では、第4ステップ「実行(ACT)」に向けての「意思決定(Decide)」をおこないます。
「仮説構築(Orient)」の段階では、まだ方向性しか決まっていないので、行動の幅が広すぎます。

決めた方向性を実行可能な行動レベルに落とし込む作業が必要なのです。
机上の戦略を、具体的な行動につなげ、最後の実行ができる状態へもっていくのが、「意思決定(Decide)」での仕事です。

4.実行(Act)

第4ステップ「実行(Act)」は、最終段階。「Decide(意思決定)」で決めた行動をおこない、結果を確認します。
実は、OODAループはここで終わりではありません。

1回めのOODAループは第4ステップ「実行(Act)」で終了しますが、この後すぐに次のループが始まります。
最初のループの第4ステップ「実行(Act)」で、「行動の実行後に起きた変化や状況のデータを収集」。

そしてこのデータが、すぐに2回目のループの第1ステップ「観察Observe」に取り入れられていくのです。
こうやって情報収集を繰り返し、仮設の誤りを正して戦略を修正、再び行動に落とし込んで変化を見極める。

この繰り返しがOODAループです。

まとめ

成功するコンテンツマーケティングでは、つねに変化するWeb上での動きに的確に反応することが求められます。
そのためには

1. OODAループの4ステップに従い、正確に現状を把握する
2.情報収集から行動までの時間を短くする
3. OODAループを繰り返すことで構築した仮説の誤りを正し、戦略を修正し続けていく

コンテンツマーケティングのターゲットである潜在的顧客も市場も、常に流動的です。
変化を把握し、一足先に動き続けることで、顧客に刺さるコンテンツを制作・発信していきましょう。

繁忙期・時流の変わるタイミングに合わせたコンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングでは、企業の繁忙期や時流のタイミングにあわせてコンテンツを制作・発信・蓄積することで、より効果的に潜在的顧客へ働きかけます。
ここでは「繁忙期前の閑散期にやるべきこと」、「繁忙期にやるべきこと」をご紹介しましょう。

繁忙期前と繁忙期中に同じことをやっていても流入数は上がりません。
タイミングを見て緩急をつけたコンテンツ発信で、サイトへの流入数を一気に上げていくことが可能なのです。

繁忙期にあわせて戦略をスタート・展開

繁忙期に大量のPV、サイトへの流入を得たいなら「繁忙期から逆算して、コンテンツ制作・発信をする」ことが必要です。
コンテンツマーケティングの狙いは、ネット上で良質のコンテンツを発信し、ブランドの認知度を高めてコンテンツ読者との間に信頼関係を構築すること。

しかし1年を通じてずっと同じようなペースでコンテンツ発信するだけではいい成果は上がりません。
企業には繁忙期があり、繁忙期は検索エンジン上位に食い込んでおくことで、効率よく購買につなげることが重要だからです。

しかし、繁忙期直前や繁忙期まっただなかにコンテンツを大量発信しても、目立った効果はあがりにくい。
なぜなら、どれほど良質なコンテンツでも1日や1週間では検索順位が上がらず、効果が出てくるまでには一定の期間が必要だからです。

繁忙期に検索エンジン上位に食い込みたいと思ったら、最低でも4カ月前、あるいは半年前からコンテンツの発信を始め、計画的なサイトへの流入アップをはかりましょう。

成功するコンテンツマーケティングは「閑散期」を重視

コンテンツマーケティングは中・長期的な視野で戦略を展開する必要があり、「閑散期」は繁忙期に向けた「仕込み」の時期です。
コンテンツごとのPVをチェックして、より潜在的顧客に向かって効果が高いキーワードを選定しなおし、サイト内導線のチェックで、コンテンツからサイトへ入っていきやすい環境を整える時期でもあります。

このようなサイトおよびコンテンツ制作全体の再チェックなどは、業務にゆとりのある閑散期にしかできません。
面倒な作業ですが、分析や仕込みをきちんとほどこしたサイトは、次の繁忙期には集客効果を上げ、営業利益に結び付くことになります。

繁忙期の更新には”リパーパス”が効果的

繁忙期および、ネット上での流れの変わるタイミングでは「リパーパス(RE-PURPOSE)」も取り入れていきましょう。
「リパーパス」とは、コンテンツの再利用のこと。以前発信した記事を、より潜在的顧客がもとめる問題解決力の高い記事に仕立て直すことです。

繁忙期にコンテンツの更新頻度を上げると、サイトへの流入が多くなります。
その場合、新規記事に加えて、これまでに人気の高かったコンテンツをリニューアルして再投入すると「コンテンツの層」に厚みが増します。

同時にこれまでコツコツと更新してきた大量のコンテンツがサイト内に蓄積されています。これもリンク付けなどで一緒に利用しましょう。
つまり、事前準備をしておけば、繁忙期には、「新規コンテンツ+リパーパス記事+サイト内のコンテンツ預金」という、サイト流入が上がりやすい流れができるのです。

3.繁忙期前にビジネスゴールを設定

繁忙期の前後には、コンテンツマーケティングにかかわるスタッフ全員が、目標PV数や売り上げなどのビジネスゴールを頭に入れておきましょう。
さらに、何のためにコンテンツを発信しているのかを明確にしておくと効果が上がりやすいのです。

コンテンツマーケティングは中・長期的な展開が必要な手法。それだけに途中で「コンテンツの制作・発信」が目的化してしまうことがありますが、これでは本末転倒です。
重要なことは、コンテンツから読者をサイトへ引き込み、購買アクションにつなげること。

繁忙期前にスタッフ全員が明確なビジネスゴールを念頭に置けば、無駄のないコンテンツ発信ができます。
そして繁忙期後にはコンテンツの分析をおこない、評価の良かったコンテンツ内容・キーワードをチェック。

これを次の繁忙期までのコンテンツ制作に反映させます。
こういった循環がうまくいき始めれば、コンテンツマーケティングの成果が数字として上がり始めるのです。

まとめ

成功するコンテンツマーケティングでは、閑散期・繁忙期にそれぞれやるべきことをやっておくことで、来るべき繁忙期や、時流が大きく変わるタイミングについて行くことができます。
そのためには

1.繁忙期から逆算して、コンテンツマーケティングを開始する
2.閑散期には分析をおこない、効果的なコンテンツ制作・発信・記事の蓄積をつづける
3.繁忙期にはリパーパスコンテンツも取り入れて、「コンテンツ層の厚み」を増す

何事も、事前の準備が大切です。
先々の繁忙期を視野に入れて、毎日のコンテンツ発信を続けていきましょう。

一次情報のコンテンツマーケティングが最強

コンテンツマーケティングとは、良質なコンテンツを継続的に更新し続けることでブランドイメージを高め、読者との間に信頼関係を構築、製品・サービス購入へつなげる手法です。
ここでは「有用なコンテンツ制作のために必要な情報源」についてご説明しましょう。

とくに一次情報の有用性について、「コンテンツを強める一次情報」、「二次情報の上手な利用法」「一次情報を早く発信する利点」の3点から探っていきます。
読者を引き付けるコンテンツには、力のある「一次情報」が重要なのです。

コンテンツを強める「一次情報」

コンテンツの良否は情報取集で決まります。
情報には「一次情報」と「二次情報」があり、重視すべきは、記事を書いた本人が直接的に経験して得た情報や調査結果、考察による「一次情報」です。具体的には顧客へのインタビューや、専門家のコメント、製品を利用した実体験、現場へ行って得た情報などをいいます。

一次情報は、書き手本人がその場へ行ったり、体験したりする必要があるため、時間も費用もかかります。
しかし臨場感のあるオリジナルな情報のため、「一次情報」は情報としての価値が高いのです。

それに対して「二次情報」とは、他者経由で得られた情報、あるいはどこかに掲載されていた情報のことで、オリジナリティはありません。
書籍や新聞、テレビ、ネット上の情報はすべて「二次情報」にあたります。

ネットの普及によって二次情報は非常に入手しやすくなりました。あまりに簡単に入手でき、しかも膨大な量のため、二次情報は「有益な情報と信頼できない情報の見分け方」がとても難しくなっています。
コンテンツマーケティングにおいては有用性の高い記事が欠かせません。

「一次情報」の多い記事ほど集客力があるといっていいでしょう。

「二次情報」の上手な利用法

「一次情報」がコンテンツの集客力を高める記事を生み出すのは間違いありませんが、「二次情報」も使い方次第では価値が見出せます。
「二次情報」のコンテンツを上手に使うコツは「参考記事にする」ということです。

ネット上にある「二次情報」のコンテンツには良質なものがありますし、有益性の高いものも存在します。
無数にある二次情報コンテンツの中から、コンテンツのテーマとなりそうなものを探すときなどは、二次情報でも役に立ちます。

「一次情報」を得るためのきっかけづくりとしては、二次情報のコンテンツも有用性があるのです。

いっぽうで、コンテンツを作るにあたっては、二次情報を採用しない方がいいでしょう。
いわゆる「まとめサイト」は、どのサイトで読んでも同じような情報しかありません。

なぜなら他サイトからの引用などで構成されており、いわば「情報の切り貼り」だからです。
コンテンツマーケティングにおいて重要なのは、読者=潜在顧客が「読んでよかった」と思うようなコンテンツを提供すること。

オリジナリティのない情報では読者を満足させることはできませんし、検索ランキングも上がりません。
なによりもPVが増えないので、潜在顧客の掘り起こしにつながらないのです。

良質なコンテンツを発信するためには、独自の視点からデータを集め、体験し、オリジナルな考察を書き込むことが大切です。

一次情報を早く発信する利点

さらに、「一次情報」はできる限り早く発信することが大切です。
「情報は生ものだ」とよく言いますが、どれほど手間と時間をかけた一次情報でも、他のサイトで同じような内容のコンテンツを先に発信されてしまえば、オリジナリティは薄まります。

たとえライターが本当に現場にいき、臨場感あふれる記事を書いても、先に出した記事のほうがより臨場感の高い情報を提供できるからです。
そのため手に入れた一次情報は、必要な事実の裏付け確認や検証を終えたら、ただちにコンテンツとして発信するようにしましょう。

上手なコンテンツ制作の流れは「情報収取→検証・考察・コンテンツ作成」 です。
この最後に「すみやかな発信」を付け加えれば、より効果的に「一次情報」をいかしたコンテンツ制作ができます。

まとめ

コンテンツマーケティングで最も重要なことは、良質なコンテンツを発信し続けること。
そのためには以下の点にこだわって、貴重な情報を有意義に生かした記事制作をしましょう。

1.オリジナリティのある一次情報をもとにしてコンテンツ制作
2.二次情報はテーマ探しなどで利用
3.一次情報が新鮮なうちにコンテンツ制作・発信

コンテンツの質を左右するのは、ライティングテクニックではなく、情報の正確さ・臨場感です。
読者に有益なコンテンツを届けるためにも、情報収集に手間と時間を掛けましょう。